もともと軍事的な役割で作られたと言われている「ドローン」。
ラジコンヘリでも同じような役割をすることができそうな気もしますが、違いはいったいなんなのでしょうか?
今回はドローンとラジコンヘリの違いについて考えてみます。
ラジコンヘリ
ラジコンヘリによる農薬散布かと思います。https://t.co/HFHHnCZLX5 pic.twitter.com/w0KvU49CLQ
— ラジコンヘリ専門店 エアーウルフ (@air_wolf_shop) 2017年8月29日
ラジコンヘリとは、無線操縦ヘリコプター「RCヘリ」と呼ばれ、無線機によって遠隔操作されるヘリコプターのことです。
趣味で使われたり、農薬散布などの産業用として使われたりします。
ドローン
遠隔操作や自動制御によって無人で飛行できる航空機の総称をドローンといいます。
こちらも趣味で空撮したり、農薬散布などの産業用として使われたりもします。
だけど、これだけ聞くと、なんだか「ラジコンヘリ」と変わらないような気がしますね!?
ドローンとラジコンヘリの違い
機体の形状をみて呼び名を変えているのが一般的ですが「自律飛行できるかどうか」で呼び方を変えるのが正解のようです。
ドローンはほとんどの機種にGPSやその他のセンサーがついていて自律飛行(その場でホバリング)することができます。
障害物を検知して静止したり、ドローンの機体を見失った時にはワンキーで自動帰還させることもできます。
一方ラジコンヘリの場合、その場でホバリングするのにもプロポでの細かい操作が必要になります。
まとめ
近年では、GPS内臓の自律飛行できるラジコンヘリも多数ありますし、ドローンと呼ばれている機種でも自律飛行できない機種はありますので、あまり違いはなくなってきているような気もします。
ただ、個人的な見解としては「コンピュータ制御で自律飛行する、無人の航空機のこと」をドローンと考えておけばいいのかなぁと思いました。