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ナイキはどこの国?ナイキ歴史を簡単に年表でサクッと完全解説

ナイキはどこの国?ナイキ歴史を簡単に年表でサクッと完全解説

ナイキというブランド名を聞けば、誰もが「スウッシュ」と「Just Do It」を思い浮かべるでしょう。
しかし――その始まりがどこの国で、どのような歴史を歩んできたか、正確に知っている人は意外と少ないかもしれません。

この記事では、**「ナイキはどこの国で生まれたのか?」から、「創業の物語・ロゴ誕生の裏話・代表モデルの進化」**までを年表形式でわかりやすく整理。
たった数分でナイキの全体像を理解できるよう構成しています。


この記事でわかること

・ナイキはどこの国のブランドか、その本社所在地と背景
・創業者フィル・ナイトとビル・バウワーマンの出会いと起業ストーリー
・スウッシュロゴと「Just Do It」誕生の裏側
・ナイキの代表作と日本展開の歴史・現在の買い方のポイント


この記事を読み終える頃には、「ナイキ=ただのスポーツブランド」ではなく、
“革新と文化の象徴”としての歩みが見えてくるはずです。

結論|ナイキはどこの国?―米国オレゴン州発・本社ビーバートン

ナイキ(NIKE, Inc.)はアメリカ合衆国オレゴン州で生まれたスポーツブランドです。創業は1964年(前身:Blue Ribbon Sports)、現在の本社はオレゴン州ビーバートン。ランニングの街ユージーンを起点に、Air Max 1(1987)、Air Jordan 1(1985)、Pegasus(1983〜継続)などの名作で世界的ブランドへと成長しました。ロゴのスウッシュやスローガン**“Just Do It”**は、スポーツとカルチャーの象徴として広く認知されています。

一言要約|起源・本社・代表作を3行で把握

  • どこの国? アメリカ合衆国。オレゴン州ユージーン発→本社はビーバートン
  • いつから? 1964年にBRSとして創業→1971年にNIKEへ改称
  • 何が有名? Air Jordan 1、Air Max 1、Pegasus 40/41、Alphafly Next% 2 など

本記事で解決できる疑問(年表/ロゴ/名作/日本展開)

  • 年表で一気見:1970s→2020sの主要トピック(Air革命、買収・再編、サステナビリティ)
  • ロゴの裏話:スウッシュ誕生(1971)と“Just Do It”(1988)の背景
  • 名作ガイド:Air Max 1/95/97、Pegasus、Alphafly、Air Jordan、Dunk ほかの選び方
  • 日本展開と買い方:サイズ感のコツ、正規流通の見分け方、定番モデルの選定基準

起源と創業者|1964年Blue Ribbon Sportsから出発

ナイキの歴史は、いきなり「NIKE」という名前から始まったわけではありません。
その原点は1964年、アメリカ・オレゴン州ユージーンで誕生した「Blue Ribbon Sports(BRS)」という小さな会社でした。創業者は、のちに“ナイキの父”と呼ばれるフィル・ナイト(Phil Knight)と、彼の大学時代のコーチであり伝説的トレーナーのビル・バウワーマン(Bill Bowerman)

当初のBRSは、まだ自社ブランドを持たず、**日本のオニツカタイガー(現アシックス)**のシューズを輸入・販売する代理店でした。しかし「アメリカ人に合うもっと良い靴を作りたい」という想いから、二人は独自の開発へと舵を切っていきます。
この“自分たちのブランドを持つ”という決断こそ、後のナイキ誕生の第一歩でした。

フィル・ナイト×ビル・バウワーマンの出会いとEugene発祥

二人の出会いは、オレゴン大学の陸上部。ナイトは学生ランナー、バウワーマンはコーチという関係でした。
バウワーマンは常に「どうすれば選手が速く走れるか」を研究し、選手の靴を分解・改良するような職人気質の人物。
一方、ナイトは大学卒業後にスタンフォード大学でMBAを取得し、経営戦略の才を磨いていました。

この“技術者×戦略家”のコンビが誕生したことで、ナイキの基盤が形成されます。
BRSの販売はナイトの車のトランクから始まり、口コミで人気が拡大。
1970年代初頭には独自ブランドを立ち上げる準備が整っていました。

1971年に社名をNIKEへ改称―女神“ニケ”の由来

1971年、彼らは自社ブランドを立ち上げ、社名を**NIKE(ナイキ)に変更。
この名前は、ギリシャ神話の
勝利の女神「Νίκη(ニケ)」**に由来します。
ナイトは「勝利を象徴する名こそスポーツブランドにふさわしい」として採用しました。

このとき、社員の中でロゴデザインを任されたのが、学生デザイナーのキャロライン・デヴィッドソン(Carolyn Davidson)。彼女が生み出したのが、後に世界で最も有名なロゴとなる「スウッシュ(Swoosh)」です。

スウッシュ誕生(1971)|Carolyne Davidsonと$35のロゴ物語

スウッシュロゴは、“女神ニケの翼”をモチーフにしたもの。
ナイトは当初このロゴを「少し忙しい気がする」と評したものの、後に「成長とともに馴染んだ」と語っています。

驚くべきは、そのデザイン料がわずか35ドル(当時の日本円で約1万円)。
しかし数十年後、ナイキが世界ブランドとなった後に、デヴィッドソンは感謝の印としてナイキ株式と金のスウッシュリングを贈られています。
小さな出会いから生まれたロゴが、今や**“Just Do It”と並ぶブランドの象徴**となりました。

年表で理解(1970s→2020s)|進化と拡大のハイライト

ナイキの歴史は、単なるスポーツブランドの枠を超え、時代ごとの「技術革新」と「カルチャー」を牽引してきた歩みです。
ここでは、1970年代から2020年代までの主要な出来事を年表で振り返りながら、ナイキがどのように“世界一のブランド”へ成長したのかを整理していきます。

1978 Air Tailwind → 1987 Air Max 1:エア革命の始まり

ナイキの技術革新は「エアソール」の誕生から始まりました。
1978年に登場したAir Tailwindは、アスリートの衝撃吸収を目的に、靴底に“エアバッグ”を埋め込んだ画期的モデル。
この技術は1987年に発売された**Air Max 1(エアマックス1)**で“可視化”され、ヒール部のエアが見えるデザインとして世界的ヒットに。
Tinker Hatfield(ティンカー・ハットフィールド)がデザインを手掛け、「テクノロジーを魅せるデザイン」という新概念を生み出しました。

1984–85 Air Jordan 1 契約でスニーカーカルチャーが爆発

1984年、ナイキは当時NBA新人だったマイケル・ジョーダンと契約し、翌年には伝説的モデルAir Jordan 1(エアジョーダン1)を発売。
ジョーダンがNBAの規定違反カラー(赤黒の“Bred”)を履いたことでリーグから罰金を受け、その話題が逆に注目を呼びます。
“禁止されたスニーカー”として若者文化に火をつけ、スニーカーをファッションアイテムとしての地位
に押し上げました。
この契約が、後の「コラボ文化」「スニーカーブーム」の起点といえます。

1990s〜2000s:ACG/Flywire/Nike Freeの技術革新

1990年代は「ACG(All Conditions Gear)」の登場でアウトドア分野へ進出。
2000年代に入ると、Flywire(軽量ワイヤー構造)やNike Free(裸足感覚シューズ)などの新技術を次々に投入。
機能性とデザイン性の両立を追求し、「走る・動く」ためのプロダクトとして進化しました。
この時期の名作には、Zoom Vomero 5(ズームボメロ5)やNike Free Run 5.0などが挙げられます。

2003 Converse買収・2012 Umbro売却など事業再編の流れ

2003年、ナイキは老舗ブランド**Converse(コンバース)を約3億ドルで買収。
これにより、クラシック系スニーカー市場にも影響力を拡大しました。
一方で、2012年にはサッカーブランド
Umbro(アンブロ)**を売却し、事業の集中化を図ります。
この「選択と集中」こそ、ナイキがトップブランドとして進化し続けるための戦略的転換点でした。

2017 React/2019 Joyride/2020s “Move to Zero”の現在地

近年のナイキは、単なる製品開発ではなく環境への取り組みにシフト。
2017年のNike Reactフォームでは、軽量性とクッション性を両立。
2019年にはJoyride Run Flyknitを発売し、足裏の微粒子ビーズによる“パーソナルクッション”を実現しました。
そして2020年代、「Move to Zero(ゼロ・カーボン&ゼロ・ウェイスト)」を掲げ、再生素材を用いたSpace Hippieシリーズなどを展開。
テクノロジーとサステナビリティの両立を図る現在も、ナイキは“進化し続けるブランド”であり続けています。

ブランド資産|ロゴ・スローガン・デザイン言語

ナイキと聞いてまず思い浮かぶのは、あの「スウッシュ」ロゴと“Just Do It”のスローガンでしょう。
この2つは、もはや単なる企業の象徴を超え、「勝利」「行動」「情熱」を表す文化的アイコンになっています。
ここではナイキのブランド資産を支えるロゴ・スローガン・デザインの3要素を整理します。

スウッシュの意味と単体運用/ロゴ併記の使い分け

スウッシュ(Swoosh)はギリシャ神話の勝利の女神ニケの翼を象徴しています。
1971年、学生デザイナーのキャロライン・デヴィッドソンによってわずか35ドルでデザインされたこのマークは、
「スピード」「前進」「流動性」を視覚的に表現。ブランド名を添えずとも認識されるまでに成長しました。

現在では、スウッシュ単体の使用と“NIKE”ロゴ併記の使い分けが行われています。
たとえばスポーツウェアやランニングシューズでは単体スウッシュ、一方で企業ロゴや広告ではNIKE併記版が多用されます。
この柔軟なデザイン運用が、ミニマルかつ印象的なブランドイメージを維持する秘訣です。

1988 “Just Do It”誕生 ― 広告史を変えたコピー

ナイキの広告コピー“Just Do It(やるだけだ)”は、1988年に登場。
この言葉を考案したのは、広告代理店Wieden+Kennedyのダン・ワイデン(Dan Wieden)
「行動することこそが勝利への第一歩」というナイキの哲学を端的に表したこのコピーは、
瞬く間に世界中で共感を呼び、広告史に残る名フレーズとなりました。

以降、ナイキのCMやキャンペーンは単なる製品紹介ではなく、
人を動かすストーリー性」を持つものとして高い評価を得ています。
たとえば、セリーナ・ウィリアムズを起用した“Dream Crazier”キャンペーンなどは、
スポーツとジェンダー平等を結びつけた代表例として話題になりました。

コーポレートカラーとフォント設計(Black/White/University Redほか)

ナイキのブランドカラーは、基本的にブラック/ホワイト/ユニバーシティレッドの3色構成。
モノトーンを基調とすることで、シンプルながらも力強い印象を与えます。

またフォントは、角のない滑らかなサンセリフ体を採用。
近年では“NIKE Futura”や“Trade Gothic”がブランド表記に使われています。
これにより、ロゴや広告がどんな背景でも視認性を保ちつつ、
「クリーン」「現代的」「アクティブ」な印象を統一しています。

スウッシュと“Just Do It”、そして洗練されたフォントとカラー。
この3点がナイキの**「動きと意志を感じさせるデザイン言語」**を形づくり、
スポーツブランドの中でも唯一無二の存在感を放っているのです。

カテゴリ別の名作モデルと選び方

ナイキの魅力を語るうえで欠かせないのが、数々の名作シューズです。
ここでは「ランニング」「バスケットボール」「サッカー」「ライフスタイル」の4ジャンルに分けて、代表モデルとその特徴・選び方を紹介します。
ナイキのスニーカーはデザイン性だけでなく、用途や目的に合わせて最適化されているのが特徴です。

ランニング:Air Max 1/95/97、Pegasus、Alphafly

ナイキの原点ともいえるカテゴリーがランニング。
1987年のAir Max 1から始まった“エア革命”は、ランナーの衝撃吸収性能を飛躍的に向上させました。
その後もAir Max 95(人間の筋肉と骨格をモチーフ)やAir Max 97(日本の新幹線から着想)など、デザインとテクノロジーを融合したモデルが続々登場。

また、ランナー支持が厚いのがPegasusシリーズです。
1983年に初代が登場し、現在はPegasus 41まで進化。安定感と反発力のバランスが良く、初心者にもおすすめ。
さらに、マラソン上級者向けにはAlphafly NEXT% 2Vaporfly 3といった厚底カーボンシューズが人気。
世界記録を支えるモデルとして、プロも愛用しています。

バスケットボール:Air Jordan、LeBron、KDの系譜

バスケットシューズといえば、やはりAir Jordanシリーズ
1985年のAir Jordan 1から始まり、現在はAir Jordan 38までリリース。
デザイン性の高さから、ストリートファッションでも定番アイテムとなっています。

現役スターとのシグネチャーモデルも注目で、
LeBron 21(レブロン・ジェームズ)やKD 17(ケビン・デュラント)など、最新技術を惜しみなく投入。
クッション性、サポート力、フィット感が高く、競技用だけでなく日常履きにも人気です。

サッカー:Mercurial/Phantom/Tiempoの特徴

サッカー分野では、スピード・テクニック・安定性というプレースタイル別にラインナップ。

  • Mercurial Vapor 15:軽量・スピード特化型。クリスティアーノ・ロナウド愛用。
  • Phantom GX 2:タッチ精度重視。アタッカー向けの最新モデル。
  • Tiempo Legend 10:天然皮革で足馴染み抜群。ディフェンダーや中盤向け。

どのシリーズも、人工芝から天然芝まで対応する多様なソール形状を用意しています。
また、最新モデルにはFlyknitやGripknitといった高密度ニット素材が採用され、
フィット感と軽さが大幅に向上しています。

ライフスタイル:Dunk/Blazer/Air Force 1の定番理由

ファッションスニーカーとしての地位を確立したのがこの3シリーズ。

  • Nike Dunk Low:1985年に誕生。カラーバリエーションが豊富で、SB(スケート)モデルも人気。
  • Blazer Mid '77:ヴィンテージ感のあるデザインで、カジュアルにもフォーマルにも馴染む。
  • Air Force 1 '07:1982年登場。ホワイトのAF1は“永遠の定番”として世界中で愛されています。

これらは「履き心地・デザイン・耐久性」の三拍子が揃った万能モデル。
特にAir Force 1は、ランニングモデルよりもやや大きめのサイズ感なので、0.5cm下げて選ぶとフィットしやすいでしょう。

ナイキのシューズ選びは、「目的 × 好み × サイズ感」の3軸で選ぶのがポイント。
スポーツ用に限らず、ライフスタイルの一部として取り入れることで、
あなたの“日常の一歩”がよりスタイリッシュに変わります。

アスリートとカルチャーの影響力

ナイキの強みは、単なるシューズやウェアの販売にとどまらず、スポーツ×カルチャーの両軸で世界的なムーブメントを生み出してきた点にあります。
アスリートとの契約やコラボレーションを通じて、ナイキは「勝利」「挑戦」「個性」というメッセージをグローバルに発信し続けています。

Michael Jordan/LeBron/Serena/Cristiano Ronaldoの契約史

ナイキの歴史を語るうえで外せないのが、マイケル・ジョーダンとの契約です。
1984年の契約以降、Air Jordanシリーズはスニーカー文化の象徴となり、NBAだけでなくファッション業界にも大きな影響を与えました。
現在でも“Air Jordan 1 Retro High OG”などの復刻モデルは、発売即完売が続いています。

さらに、ジョーダンの後を継ぐスーパースターとして登場したのがレブロン・ジェームズ(LeBron James)
彼のシグネチャーモデルLeBron 21は、パワーとスピードを兼ね備えた最新バスケットシューズとして高評価を得ています。

テニス界では**セリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)**との契約を通じて、
女性アスリートの地位向上やジェンダー平等のメッセージを発信。
彼女のコレクション「Serena Design Crew」は、スポーツとファッションの融合を象徴する存在です。

そしてサッカー界では、**クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)との長期契約により、
ナイキのスピード系スパイク「Mercurial Superfly 9 CR7」を世界中に浸透させました。
彼はナイキ初の
“生涯契約アスリート”**でもあり、ジョーダンに並ぶブランドの象徴的存在です。

スケート&音楽の交差点:Dunk SBとsacai/Travis Scottコラボ

2000年代以降、ナイキはスポーツにとどまらず、ストリートカルチャーや音楽シーンとも深く結びついていきます。
その代表がNike SB Dunk
スケートボードラインとして登場したこのモデルは、アーティストやショップとのコラボで爆発的な人気を得ました。

特にラッパーの**Travis Scott(トラヴィス・スコット)**とのコラボモデル
Nike SB Dunk Low Travis Scott」や「Air Jordan 1 Low Travis Scott」は、
独自のデザインと希少性から、スニーカーファンの間でプレミア化。

また、ファッションブランド**sacai(サカイ)**とのコラボも象徴的です。
LDWaffle sacai」はクラシックとモダンの融合をテーマに、
2つのスウッシュや二重のソールなど独創的なデザインで世界中の注目を集めました。

ナイキはこうしたアスリートやアーティストとのパートナーシップを通じ、
単なるスポーツブランドから「文化を創るブランド」へと進化してきたのです。

日本展開と買い方のコツ

ナイキはアメリカ発祥のブランドですが、日本でも非常に深く浸透しています。
1980年代からスポーツ業界だけでなく、ファッションやカルチャーの一部として広まり、現在では全国の主要都市に直営店を展開。
ここでは、日本での展開の歴史から、購入時のポイント、そして偽物対策までをわかりやすく解説します。

1981ナイキジャパン設立の背景と現在の販売チャネル

日本では**1981年にナイキジャパン(Nike Japan)**が正式に設立されました。
当初は伊藤忠商事との共同事業としてスタートし、輸入代理から自社販売へと移行。
現在では、ナイキ直営店「NIKE STORE」「NIKE HARAJUKU」「NIKE OSAKA」をはじめ、
オンラインでは公式サイト「Nike.com/jp」とアプリ「Nike SNKRS(スニーカーズ)」が主力販売チャネルとなっています。

SNKRSアプリでは限定モデルの抽選販売が行われることが多く、
Air Jordanシリーズやコラボモデル(Travis Scott・sacaiなど)は即完売が当たり前。
登録・通知設定をしておくと、発売情報をいち早くキャッチできます。

サイズ感の目安:Air Force 1とランニング系の違い

ナイキのスニーカーはモデルによってサイズ感が異なります。
特に人気の「Air Force 1 '07」はやや大きめの作りなので、普段履いているスニーカーより0.5cm小さめを選ぶのがコツ。
一方、「Pegasus 41」や「Zoom Fly 5」といったランニングシューズは、
足にフィットする細身の設計が多いため、いつも通りまたは+0.5cmで選ぶと快適です。

また、ナイキのサイズ表はUS表記基準になっているため、
購入前に必ず日本サイズ(cm)換算表を確認しておきましょう。
特にオンライン購入では、返品・交換無料の条件(未使用・14日以内など)を事前に確認しておくと安心です。

偽物対策の基本:箱ラベル/縫製/正規流通のチェックポイント

ナイキの人気モデルは、残念ながら**偽物(フェイク)**も多く出回っています。
購入時は以下の3点を必ずチェックしましょう。

  • ① 正規販売店で購入する:Nike公式、SNKRS、ABC-MART、atmos、KITH Tokyoなど信頼できる店舗のみ利用。
  • ② 箱のラベル表記:製品名・サイズ・バーコードが正確かを確認。QRコードを読み取ると公式情報と一致するかも確認可能。
  • ③ 縫製・素材の品質:Airロゴの位置ズレや粗い縫い目、ニオイの違いはフェイクの特徴。

とくに限定スニーカー(例:Air Jordan 1 Low Travis Scott)などは、
正規ルート以外では定価の2〜3倍で転売されるケースもあるため注意が必要です。

確実に本物を手に入れるなら、公式サイトまたはSNKRSアプリ経由が最も安全
また、購入履歴が残ることで後日リリース時の抽選優遇対象になる可能性もあります。

ナイキを安心して楽しむためには、ブランドの歴史と同じくらい、
どこで・どう買うか」という視点も大切なのです。

サステナビリティとサプライチェーン

近年のナイキは、単なる「スポーツブランド」ではなく、地球環境への責任を果たす企業としても進化しています。
特に2019年以降は「Move to Zero(ムーブ・トゥ・ゼロ)」という大規模プロジェクトを掲げ、
カーボン排出ゼロと廃棄ゼロを目指した取り組みを世界規模で推進中です。

“Move to Zero”とリサイクル素材(Flyknit/Craterなど)

「Move to Zero」は、ナイキのサステナビリティ戦略の中核を担うプロジェクトです。
その象徴となるのが、リサイクル素材を活用した製品群。

たとえば、ランニングシューズではおなじみのFlyknit(フライニット)素材
これは、糸を3Dニット構造で編み上げる製法により、従来のカット工程で出る素材廃棄を約60%削減する技術です。
また、2020年に発売された「Space Hippie(スペースヒッピー)」シリーズは、
廃棄物やリサイクル素材を約50%以上使用した“ゴミから作られたスニーカー”として話題を呼びました。

ソール素材にも注目で、**Nike Crater Foam(クレーターフォーム)**は再生ゴムやプラスチックを混合し、
軽さ・耐久性・柔軟性を両立。見た目にもユニークな「まだら模様」が特徴です。
これらの技術は単なる環境配慮ではなく、新たなデザイン価値としても評価されています。

生産国の変遷とサプライヤー管理の考え方

ナイキの製品は、アメリカ製というイメージが強いかもしれませんが、
実際の生産拠点はアジアを中心に展開されています。
1970年代以降、生産コストの最適化を目的に、ベトナム・インドネシア・中国などに工場を移転。
現在ではナイキ製品の約90%以上がアジア地域で生産されています。

ただし、ナイキは安価な人件費だけを求める企業ではありません。
全世界のサプライヤーに対し、労働環境・安全基準・賃金管理を厳格にモニタリング。
Nike Manufacturing Map」を公開しており、どの国でどの工場がどんな製品を作っているかを透明化しています。

また、環境負荷低減のため、再生水の利用やCO₂排出量削減の取り組みも工場レベルで導入。
これにより、環境と人権の両面から「持続可能な生産体制」を構築しています。

ナイキのサステナビリティ戦略は、「トレンド」ではなく「企業の使命」。
テクノロジーと倫理を融合させた取り組みが、今後のブランド価値をさらに高めていくでしょう。

競合比較で見える強み

ナイキの圧倒的なブランド力は、競合他社との比較でより鮮明に見えてきます。
特にアディダス、アシックスといった世界的ブランドとの違いを整理すると、
ナイキがなぜ長年トップに立ち続けているのか、その理由が浮き彫りになります。

ナイキ vs アディダス:テクノロジーとDTC戦略の差

アディダスは1949年創業のドイツブランドで、ブーストフォームやプライムニットといった
優れたクッショニング技術を持っています。
一方、ナイキの強みは「デザイン×テクノロジー×マーケティング」の融合です。

たとえば、ナイキのZoomXフォームReactフォームは、軽さと反発力の両立を実現。
プロマラソンで使用されるAlphafly NEXT% 2は、アディダスのAdizeroシリーズを凌ぐ反発性能で知られています。

また、ナイキは近年「DTC(Direct to Consumer)戦略」を強化。
自社サイトやアプリ(Nike.com/SNKRS)での販売を拡大し、消費者との直接関係を構築しています。
これにより、データ分析を通じた商品提案や、会員限定イベントなど、ユーザー体験を強化。
アディダスよりもブランドの世界観を直接コントロールできる強みを発揮しています。

ナイキ vs アシックス:ランニング科学と実測性能

アシックスは日本を代表するランニングブランドで、
足型データの研究ミッドソールの安定性において世界トップクラスの技術を持ちます。
特にGEL-KAYANO 31や**METASPEED SKY+**などは、ランナーのフォーム分析をもとに開発されており、
正確なフィッティングと安定した走行性能が特徴です。

一方、ナイキは“感覚的な軽さと推進力”を重視。
Vaporfly 3Pegasus 41では、反発力と柔軟性を両立させることで、
ランナーが「速く走れる」と体感できる設計を採用しています。

つまり、

  • アシックス=実測と安定のランニング科学
  • ナイキ=感覚とモチベーションを高める推進力

という方向性の違いが存在します。
ナイキは“心を動かすブランド”、アシックスは“体を支えるブランド”とも言えるでしょう。

両者とも優れていますが、感性やモチベーションを重視するランナーには、
やはりナイキの哲学「Just Do It」が響きやすいのです。

まとめ|5行で再確認+年表クイックリファレンス

ナイキは、1964年に米国オレゴン州で誕生したスポーツブランドです。
学生とコーチの出会いから始まり、1971年の社名変更、1988年の“Just Do It”、
そしてAir Max・Jordan・Pegasusといった名作を通じて、世界のカルチャーを変えてきました。
環境配慮の「Move to Zero」やDTC戦略など、時代に合わせて進化を続ける姿勢も特徴です。
いまやナイキは、“走るための靴”を超えた、行動の象徴といえる存在です。

1964→1971→1988→1995→2003→2020sの主要マイルストーン

  • 1964年:Blue Ribbon Sports設立(フィル・ナイト&ビル・バウワーマン)
  • 1971年:社名をNIKEへ改称、スウッシュロゴ誕生
  • 1988年:“Just Do It”キャンペーン開始
  • 1995年:Air Max 95発売で世界的スニーカーブーム
  • 2003年:Converse買収、ブランド多角化へ
  • 2020年代:“Move to Zero”でサステナビリティを加速

初心者向けの最初の一足:PegasusかAir Force 1がおすすめ

これからナイキを選ぶなら、まずは**「Air Zoom Pegasus 41」または「Air Force 1 '07」**がおすすめ。
Pegasusはランニングにも日常使いにも最適で、軽さと安定感のバランスが秀逸。
一方、Air Force 1はファッション性が高く、どんな服にも合わせやすい万能モデルです。
どちらもナイキの哲学「Just Do It(やるだけだ)」を感じられる、“最初の一歩”にふさわしい一足です。

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