海外で購入したドローンをすぐに飛ばしたいと思い、申請済みの5.8GhzのVTXの交換をしてみました。
ちなみにVTXを交換した商品はFHDで撮影できる「Gofly-RC Scorpion 80HD」です。banggoodで購入できます↓↓
開局済みのVTXと交換してみた
交換に使用するVTXは何台かストックして開局した「Eachine VTX03」です。
「Eachine VTX03」は価格が安いし系統図は戸澤洋二さんのところで1080円でゆずってくれます。
まずは使用するVTX「Eachine VTX03」のワット数を200wにセットしました。
VTXについているボタンを5秒長押しすると、ワット数の変更になります。
ハイフンが1本は25mW、2本は50mW、3本は200mW、を意味します。
上の画像はハイフン3本ですので「200mW」に設定しています。
次に日本で利用してもいい周波数に変更します。
スマートオーディオ対応のEachine VTX03S」なら、周波数のチャンネル変更を送信機を利用して行うことができます。
日本で利用してもいい周波数に変更
「Eachine VTX03」は全部で72CHの周波数を出すことができますが、日本で利用が許可されている周波数はこのうち7つしかありません。
これは無線局を開局する時に付属させるVTX系統図にも書いてあります。
VTX系統図に書いてある日本で利用できる周波数帯です。
この周波数のどれかに合わせます。
自分は5705に合わせることにします。
「Eachine VTX03」の表だと「CH1 BAND-E」がそれにあたります。
※ドローンを同時に飛ばす時は、他の人の周波数とかぶらないように「E-1 5705」「F-1 5740」「F-4 5800」を利用します
周波数の合わせ方は説明書に記載されています。
3秒長押しと、ふつうにボタンを押す、これで72CHの中から選んで合わせます。
これで周波数は日本の法律に沿った、系統図にも記載されているものに合わせることができました。
次にVTXを交換していきます。ちなみにドローン本体はFHDで空撮できるマイクロドローン「Gofly-RC Scorpion 80HD」です。
裏側のネジを4本とりはずして、とりあえず本体のカバーをとります。
banggoodの商品詳細ページはこちら↓
Gofly-RC Scorpion 80HD
Eachine VTX03と交換
VTXは上の矢印部分のところです。
この部分を「Eachine VTX03」と交換します。
とりあえず上の2本のネジをとれば、本体からこんな感じで取り外せます。
配線をたどっていくと、ドローン本体の一番下から2段目のフライトコントローラーに接続されています。
基盤のハンダをとかして、直接つけた方が見た目もきれいにできるとは思いましたが基盤のタワーをバラバラにすることが面倒だったのと、基盤に直接ハンダつけをしても、ちゃんと動作するか自信がなかったので、
今回は配線同士をハンダでつけるというやり方にすることにしましたよ(だっせ〜〜〜)。
なのでニッパーで配線をカットしちゃいました。
あとで見た目が悪かったのと、スマートオーディオ対応にしたかったのでVTXの変更とブザーの取り付けもしました。ちゃんと基盤にはんだつけしましたwww
下の記事で紹介しています↓↓
「Eachine VTX03」の方も配線カット。
ちなみに説明書に記載されていますが、配線の色は黒が「CAM GND」黄色が「Video」赤が「5vOUT」です。
「Gofly-RC Scorpion 80HD」の方の配線を確認したところ同じ色同士を取り付ければOKだったので、
そのままの色同士を接続。ちなみに「Gofly-RC Scorpion 80HD」の方の配線にはもう一本白があったのですが、とりあえず白だけはそのままどこにも接続しないでぶらぶら状態に。
ここで動作のチェック。
白の配線はブラブラ状態ですが、なんだか動作は問題なさそうです。
配線接続部分をはんだつけ
次に配線の接続部分をハンダづけしていきます。
このハンダつけをするためにアマゾンで、ルーペ付きの照明セットを購入しています。
こういう精密な作業をするときは、照明とルーペがあった方がいいですね。
とりあえずはんだつけが完了。
あとはハンダつけした部分が接触してショートしないようにビニールテープを巻いていきます。
使用したのはTRUSCO(トラスコ) 耐熱・耐寒・難燃 のビニールテープ。ベタベタしないのでかなりおすすめですよ。
あとは組み立てて終了。
キャノピー下に入れることもできそうでしたが、熱がこもりそうな気がしたので上にのっけました(笑)
もともとついているVTXではないので、基盤をとめるための穴とかもあいてないし、配置が難しいですね。
それとVTXのボタン部分は簡単に周波数が変わらないようにアルミ板などで保護してくださいね。
これも開局申請の時のVTX系統図に書いて提出した事項になります。
まちがってボタンを押すなんて、そうしないと思うけど、まあ決まりなんでしょうがないです。
あとで見た目が悪かったのと、スマートオーディオ対応にしたかったのでVTXの変更とブザーの取り付けもしました。ちゃんと基盤にはんだつけしましたwww
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まとめ
中国のネット通販で売っているマイクロドローンを日本ですぐに飛ばしたい場合は、すでに開局済みのVTXと交換するのがいちばん簡単な方法です。あまり自作ドローンや、タイニーフープ(Tiny Whoop)などと呼ばれるマイクロドローンについて詳しくないので偉そうなことは言えませんけど(笑)
以上、何かの参考になれば幸いです。
FHDの画質で空撮できるマイクロドローンは下の記事で紹介しています↓
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