本記事では、最新のFPVドローン「DJI Avata2」の魅力をレビューしていきます。
FPVドローン DJI Avata2 スペック
重量 | 約377 g |
サイズ | 185×212×64 mm(長さ×幅×高さ) |
最大上昇速度 | 6 m/s(ノーマルモード) 9 m/s(スポーツモード) |
最大下降速度 | 6 m/s(ノーマルモード) 9 m/s(スポーツモード) |
最大水平速度(海抜付近、無風) | 8 m/s(ノーマルモード) 16 m/s(スポーツモード) 27 m/s(マニュアル モード) |
運用限界高度(海抜) | 5000 m |
最大飛行時間 | 約23分 |
最大航続距離 | 13 km |
最大風圧抵抗 | 10.7 m/s(スケール 5) |
動作環境温度 | -10℃~40℃ |
内部ストレージ | 46 GB |
カメラ | 1/1.3インチ イメージセンサー 有効画素数:12 MP FOV:155° 焦点距離(35mm判換算):12 mm 絞り:f/2.8 フォーカス調整:0.6 m〜∞ |
ISO感度 | 100~25600(オート) 100~25600(マニュアル) |
シャッター速度 | 動画:1/8000〜1/30秒 写真:1/8000〜1/50秒 |
最大静止画サイズ | 4000×2256 (16∶9) 4000×3000 (4∶3) |
動画解像度 | 4K (4∶3): 3840×2880@30/50/60fps 4K (16∶9): 3840×2160@30/50/60/100fps 2.7K (4∶3): 2688×2016@30/50/60fps 2.7K (16∶9): 2688×1512@30/50/120fps 1080p (4∶3): 1440×1080@30/50/120fps 1080p (16∶9): 1920×1080@30/50/120fps |
動画フォーマット | MP4 (H.264/H.265) |
最大動画ビットレート | 130 Mbps |
カラーモード | 標準 D-Log M |
カメラFOV | ノーマルモード、広角モード、超広角モードに対応。 |
EIS(電子式映像ブレ補正) | RockSteady 3.0+ & HorizonSteadyに対応 無効にすることもできます |
安定化機能 | 1軸メカニカルジンバル(チルト) |
機械的可動範囲 | チルト軸:-95°~90° |
操作可能範囲 | チルト軸:-85°~80° |
センサー | 下方/後方ビジョンポジショニング ToF有効検知高度:10 m 高精度ホバリング範囲:0.3〜10 m 測定範囲:0.3〜20 m FOV:水平 78°、垂直 78° 後方 測定範囲:0.5〜20 m FOV:水平 78°、垂直 78° |
映像伝送システム | O4 |
ライブビュー品質 | 1080p@30/50/60/100fps |
動作周波数 | 2.400~2.4835 GHz 5.170~5.250 GHz * 5.725~5.850 GHz |
最大伝送距離 | FCC:13 km(機体の最大航続距離の影響を受けます) CE:10 km SRRC:10 km MIC(日本):10 km |
最大動画ビットレート | 60Mbps |
バッテリー | 容量 2150 mAh 重量 約145 g 標準電圧 14.76 V 最大充電電圧 17 V |
DJI Goggles 3 スペック
重量 | 約470 g(バッテリーを含む) |
サイズ | アンテナを折りたたんだ状態:170×109×112 mm アンテナを展開した状態:205×109×112 mm (一画面) 0.49インチ |
解像度 | 1920×1080 |
リフレッシュレート | 最大100 Hz |
瞳孔間距離 (IPD) | 56~72 mm |
度数調整範囲 | -6.0 D 〜 +2.0 D |
FOV | 44° |
動作環境温度 | -10℃~40℃ |
microSD | 最大512 GB |
動作時間 | 約3時間 |
DJI FPV送信機 3 スペック
最大駆動時間 | 約10時間 |
動作環境温度 | -10℃~40℃ |
充電時間 | 2時間 |
バッテリー容量 | 2600 mAh |
重量 | 約240 g |
サイズ | 165×119×62 mm(長さ×幅×高さ) |
動作周波数 | 2.400~2.4835 GHz |
FPVドローン DJI Avata2レビュー
FPVゴーグル:DJI Goggles 3
フライモアコンボではセットで「DJI Goggles 3」がセットでついてきます。
FPVゴーグルの下側には、IPD調整と(目と目の間の調整)焦点距離の調整のダイヤルがあります。
瞳孔間距離 (IPD)は「56~72 mm」で調整可能。
度数調整範囲「-6.0 D 〜 +2.0 D」です。
それと、電源ボタンとタイプCの差し込み口があります。
顔との設置面はこんな感じ。
真ん中にはマイクロSDの差し込み口があります。
DJI Avata 2 飛ばしてみた感想
飛ばしてみていちばん感動したのは、ゴーグルに飛んでくるデジタル映像。
綺麗で色とかも実際に肉眼でみている映像のように鮮やかです。
障害物があるところにドローンが入ると、画面がすこしカクついたりしましたが、自分が飛ばした環境では特に問題は感じませんでした。
2.4Ghzだから遅延を感じたりするものなのかなぁ〜と思っていましたが、特に遅延も気にならなかったです。
DJI Avata2 を飛ばす前の手続き
DJI Avata2 は免許不要で飛ばせます
DJI Avata 2は、2.4GHz帯の電波を使用して通信を行うため、アマチュア無線や陸上特殊無線技士などの無線免許や開局手続きは不要です。
ただし、機体重量が100g以上であるため、無人航空機の機体登録が必要です。
また、FPVゴーグルを使用して飛行させる場合、目視外飛行に該当し、国土交通省への飛行許可申請や補助者の配置などの手続きが必要となります。
機体登録や飛行申請のやり方は、Youtubeなどでやり方を紹介している動画が多数アップされているので参考にするといいと思います。
DJI Avata2 マニュアルモードで飛ばすならシュミレーターで練習
FPVドローンの操縦経験がない方は、DJI Avata2 をマニュアルモードで飛ばす場合、シュミレーターで練習してから飛ばした方がいいです。
個人的におすすめのシュミレーターは「Velocidrone」です。
シュミレーターは下の記事でまとめて紹介しています↓
>>ドローンフライトシュミレーターまとめ!おすすめは?【FPVの練習】
DJI Avata2 マニュアル
DJI Avata2のマニュアルは以下のページよりダウンロードすることができます。
>>https://dl.djicdn.com/downloads/DJI_Avata_2/UM/DJI_Avata_2_User_Manual_v1.0_jp.pdf
まとめ
最後に、DJI Avata2を飛ばして、自分が感じたことをまとめます。
- 100g以上の重量のドローンなので登録や申請は必要になるけど、アマチュア無線などの免許は不要で飛ばせるので、FPVドローンを手っ取り早く飛ばしたいなら、DJI Avata2はおすすめできる選択肢の一つだと思います(DJI NEOも手っ取り早く飛ばしたいなら免許不要でおすすめ)
- FPVゴーグルに飛んでくる映像はかなり綺麗で細かい部分までみえる
- 2.4Ghzなのに遅延は少ない(自分はほぼ5.8ghzとの違いを感じなかった)
- マニュアルモードで飛ばしたい場合は、初心者の方はシュミレーターでの練習は必須
- 趣味で飛ばすには満足できる綺麗な空撮映像をのこせる