今回はマルチプロトコル送信機「RadioMaster TX16S」のレビューをしていきます。
2020年の5月後半に技適を取得した送信機で、価格も安くFPVのマイクロドローンやレース系のドローンの送信機として、おすすめしたい商品です。
送信機のクーポン一覧です。クーポンコードをクリックするとコードがコピーされて、商品ページに移動します。そのまま貼り付けて使用できます。
送信機は違いますがOPENTXのニルバーナの説明書。日本語で記載されているのでわかりやすいです↓
OPENTXのニルバーナの説明書
RadioMaster TX16S 送信機 スペック
サイズ | 183*212*66 mm |
---|---|
重量 | 736g |
電源 | 18650 x 2 |
ソフトウェア | Open TX |
価格 | 15000円くらい |
【OpenTX 送信機】RadioMaster TX16S レビュー
まずは開封レビューからしていきます。
箱をあけるとこのような収納ケースがついてきます。
収納ケースに入れておけば、本体はしっかり固定されるので持ち運びの時に使うといいと思います。
【OpenTX 送信機】RadioMaster TX16S セット内容
- 送信機本体 × 1
- 収納ケース × 1
- キーホルダー × 1
- スティックの予備のバネ × 1
- USBタイプCケーブル × 1
- 説明書 × 1
セット内容はこんな感じです。
【OpenTX 送信機】RadioMaster TX16S 外観
まずは外観からレビューしていきます。
価格は15000円の安めの送信機ですが、そこそこ高級感があります。
スイッチ類がたくさんありますね〜
私はこんなに多くスイッチがあっても、使いこなせません(笑)
PCとの接続は送信機の上部にある「タイプC」で接続します。
付属品でUSBケーブルはついてきますので、別で購入する必要はないです。
送信機の下側には技適マークが入っています。
それと、ラバー部分を持ち上げると、マイクロSD差込口、タイプCの電源チャージポートなどがあります。
18650電池を入れた状態で、電源をチャージできるのはうれしいですね。
ちなみにチャージ中は、送信機の電源ボタンのところが緑色に点灯して、満充電で消灯でした。
それとデフォルトで256MBのマイクロSDが本体に入っていました(今時みない容量w)。
こちらは送信機の裏側です。
バッテリーボックスをあけると、18650電池用の電池ホルダーが入っています(18650電池は購入する必要があります)
バッテリーボックスのカバーの裏側にはズポンジ状のものが貼り付けてあって、カバーをはめ込んだ時に電池ボックスを固定できるように工夫がされていました。
ソフトウェアはOpne TX
電源を入れるとOPEN TXおきまりの「オープンティーエックスなんちゃらかんちゃら」と喋ってくれます。
液晶モニターは綺麗ですね。
15000円という価格を考えるとコスパがよく感じます。
【OpenTX 送信機】RadioMaster TX16S サイズ感
送信機のサイズは「Futaba のT10J」を一回り大きくしたくらいです。
送信機のスティックの可動域の幅はほぼ一緒だったので、感覚的にはスティックの反発の弱い「Futaba のT10J」を使っているような感じでした。
T8sg などを使用している人だと、少し大きくて重量が重く感じるかもしれません。
RadioMaster TX16S 送信機 モデルデータの作成・設定
「RadioMaster TX16S 送信機」はOPEN TXを使った送信機ですので、モデルデータの作成をパソコンで行い送信機に移動させることができます(たぶんこれが一般的)。
そんな送信機なんですけど、私はパソコンを使わないで送信機上で、モデルデータの作成を行いました。
購入時の状態でモデルデーターが1個入っているので、それにスイッチを割り当てた感じです(スイッチが逆だったのでリバースをかけました)。
1個モデルデータが完成すれば、あとはコピーして作成できるので、新しくバインドしたいドローンができたらコピーしてモデルデータを増やしていく予定。
ファームウェアアップデートはPCを使わないと無理かもしれません。
Janper T16はできたけど、「RadioMaster TX16S」はたぶんPCを使わないと無理
RadioMaster TX16S 自分の設定
ちなみに自分の設定を紹介すると、
CH5 → スイッチSDを割り当て
CH6 → スイッチSAを割り当て
CH7 → スイッチSBを割り当て
すべてWeightを「-100%」にして、スイッチにリバースをかけています(逆になる)。
「FLIPOVER AFTER CRASH(ドローンがひっくりかえった時に、使える技」などを使う人はCH8あたりに、別のスイッチを割り当ててもいいかもしれません。
自分は基本的に「ARM入れるスイッチ」「MODEの変更スイッチ」「ブザー鳴らすスイッチ」この3つしかスイッチを使わないので、CH5 CH6 CH7 あれば足りてしまう(笑)
RadioMaster TX16S バインド
機体とのバインドは機体をバインド待ちにさせ、上の画面で通信方式を自分のバインドさせるドローンに合わせてBINDボタンを選択すればOKです。
ちなみにFCにレシーバーが内蔵されている機体とバインドしたところ、T8sg pulsでバインドした時より飛距離が出てバインド切れしないという結果になりました。
まだそこまで「RadioMaster TX16S」使用していないのでなんとも言えないところもありますが、今のところバインド切れに関しては出ていないのでその点では安い割には優秀かと思います。
T8sg Plusは価格が安いので、初心者にはおすすめの送信機だと思いますが、少しバインド切れが多いような気がします。まぁマイクロドローンを始めるときに買う送信機としては軽くて安くて、今でもおすすめの送信機だと思いますよ。
Radiomaster TX16S 技適
こちらの送信機には技適が通っているか心配な方もいるかと思います。
技適番号:210-141596
総務省の「技術基準適合証明」を参照できるページで調べてみたところ、2020年5月26日に取得されているようです。
Radiomaster TX16S マイクロSD
マイクロSDは256MBのものが最初から入っていました。
表裏の向きはこんな感じ。
なんか逆でも半分以上入ってしまう仕様みたいなので注意した方がいいかもしれません。
スロットルの値を半分まで入れないと反応しない
TX16sの操作で「スロットルの値を半分まで入れないと反応しない」という質問がきたので画像追記します。
※実際に自分の環境で半分までスロットル入れないと反応しなくなるようにしてみて検証しました。
INPUT 部分を修正
「INPUT」→「Thr」
上の画像のOFFsetの値が-100%になっていると、半分までスロットルを入れないと反応しなくなるようです。
ここを0にすれば、上の画像のような線を描き通常動作しました。
他に原因があるかもしれませんが....
最後に
カラーの液晶モニターがついていて15000円くらいで購入できるので、コスパはいい送信機だと思います。
受信機は「Frsky XM+」での使用しかしていませんが、そこそこ距離を出してもバインド切れしないし、今のところ好印象な送信機です。
今後使っていって、気づいたことなどありましたら追記していきたいと思います。