私の場合、毎回TSSでVTXの追加申請をしてるんですけど、10台以上まとめて申請することもあったりで、1ヶ月以上期間があいたりしてしまいやり方を忘れてしまうんですよね。
電子申請届け出システムliteのヘルプデスクやTSSに電話すれば丁寧に教えてくれるんですけど、毎回だとあちらの方にも迷惑をかけてしまうので、次回忘れてしまって困らないように、ブログに追加の申請方法を自分用のメモとして記録しておくことにしました。
ということで、今回は電子申請届け出システムlite でのドローンのVTX(無線機)の追加申請方法を紹介します。
今回はVTX(無線機)の追加の方法ですので、新規で開局となるとやり方が違ってきます。
【TSS】電子申請届け出システムlite VTX(無線機)の追加申請方法
まずは電子申請届け出システムliteのログインページにアクセスして、「変更申請(届出)」タブをクリックして「申請・届け出」をクリックします。
ログインしていない場合はログイン画面に移行しますので、システムにIDとパスワードを入れてログインしましょう。
このような画面になりますので「はい(登録へ進む)」をクリックします。
1. 申請手続について、当てはまるものを選択してください。
新たに申請手続を開始します。←これを選択
2.変更・訂正の対象となる免許について、当てはまるものを選択してください。
無線局免許状をお持ちの場合←これを選択
3. 入力方法を選択してください。
保存したファイルを読み込んで編集←これを選択
以前に申請するときに使用したzip形式のファイルを読み込みます。
最初から入力する手間がはぶけます。
以前に申請した時のZIPファイルを選択して読み込みます。
読み込むと、以前に登録した情報がすでに入力されています。
変更事項がなければ次の画面に進みます。
次の画面の16番。
VTXの追加申請で変更する部分はここです。
いままで申請してきたVTXの工事申請書が記載入力されていると思います。
この部分に新しく追加するVTXの情報を入れていきます。
上の画像の矢印部分の編集をクリックします。
まずいちばん上の送信機の番号をいれます。
ドローンの5.8Ghz帯のVTX(送信機)の申請の場合、一般的に送信機の系統図をつけます。
今まで15台申請してきたなら、次に申請したい送信機の番号は16になるので16と入力します。
そして申請する系統図にも「第16送信機」と記載されていて一致されている必要があります。
そして、系統図に書いてある値を見ながら、その他の値を入力していきます。
変調方式
系統図に記載されている値を入力します。
終段管、電圧、定格出力
終段管、電圧、定格出力、これも系統図に記載されている値を入力していきます。
終段管の値は、アンテナに近い方の値を入力します(たぶん)
最後に、系統図を添付して「設定」をクリックします。
これで、新しく追加したいVTXの値が入力されました。
これを追加したい台数ぶん入力します。
入力が終わったら「次へ」をクリックします。
この画面では「無線設備変更工事等の許可又は届出」にチェックが入っているか確認して次へをクリック。」
この画面では申請した系統図がずらずら出てきます。
間違いがないか確認して「次へ」をクリック。
この画面になったら、入力内容の保存をクリックします。
まだTSSからの技術基準適合の保証書をもらっていないので、とりあえずここでは入力内容の送信はしません。
TSSから技術基準適合の保証書をもらう
次にTSSから技術基準適合保証書をもらいたいので申請を行います。
TSSの電子申請はこちら↓
https://www.tsscom.jp/hosho/hoshonegai/index.html
上のアドレスにアクセスすると、上の画像の画面になりますので
「xmlファイルまたはzipファイルをを作成しましたか?」にチェックを入れて、
今回はVTXの追加の申請なので、「変更申請」をクリックします。
同意を選択して次の画面に移動させます。
ここでは、住所などを入力していきます。
追加の申請なのに「第1送信機」になっているので、「第1送信機」の欄にたとえば15台めの送信機から追加をしたいなら、
「第1送信機~第14送信機までは変更なし」と記載して「第2送信機」のところに15台めの追加したい送信機の情報を入力していきます。
入力が終わりましたら、そのあとの画面で「電子申請届け出システムlite」で保存したzipファイルを添付する画面になりますので、添付して送信します。
これで、TSSへの申請は完了です。
入力した内容に不備がある場合はメールや電話でTSSから連絡がきます。
手続きを代表の年配の方一人でやっているのか、かなり時間がかかる場合があります。
ちゃんと入力できているか心配な場合は1週間後あたりに電話でTSSに連絡してみることをおすすめします。
技術基準適合の保証書
VTXの審査が終わるとTSSから「技術基準適合の保証書」がPDFファイルで送られてきます。
電子申請届け出システムliteにログインして申請
「技術基準適合の保証書」を入手できたら申請完了までもう少しです。
途中まではこの記事の冒頭で紹介したもやり方と一緒なので文章だけで紹介します。
※画像を入れるのが疲れてきたのでごめんなさい
「変更申請(届出)の手続」→「はい(登録へ進む)」→「保存したファイルを読み込んで編集(TSSに送ったZIPファイルを読み込みます)」→「ファイルを選択して申請開始をクリック」→「申請書(次へ)」→
「事項書及び工事設計書」
はい。ここの「事項書及び工事設計書」のところでTSSからもらった「技術基準適合の保証書」を添付してあげます。
添付したら次へを選択。
「無線設備変更工事等の許可又は届出」にチェックが入っているか確認して次へを選択。
申請する内容がズラズラ出てくるのが確認して次へを選択。
最後に送信をすれば「技術基準適合の保証書」がついたデータが管轄の通信局に送られます。
画面には問い合わせ番号が出てきますので、控えておいてください。
あとは審査が通ることを待つだけです。
長い時で1か月以上かかるときもありましたが、ほとんどの場合は1か月以内で審査は終わります。
まとめ
今回はTSSでの保証から電子申請届け出システムliteでのVTXの追加申請の方法をご紹介させていただきました。
間違っているところがあったらすいません。
自分が申請の時に忘れないように書いた記事なので、おおめにみてください。