高性能なドローンでも墜落はします。
特にFPVドローンは障害物回避などついていませんし、RXLOSSなどで墜落する時がよくあります。
今回はドローンのロスト対策を紹介していきます。
トイドローンやDJIのドローンにも使えるロスト対策もありますが、この記事で紹介しているのはFPVドローンでのロスト対策になります。
それとかなり初心者向けの記事になりますので、あたりまえのことも記載しています。
ドローン紛失(ロスト)対策と探し方
DVR録画
FPVゴーグルにはドローンから飛んでくる映像を録画する機能がついています。ドローンが墜落してなんらかのトラブルがあり電波が届かなくなっても録画していれば、ある程度の墜落した位置を知ることはできます。
FPVゴーグルによってはDVR録画中に電源を落としてしまうと、録画してある映像が破損してしまう場合もあるので気を付けましょう。
僕もFatsharkのHDO2で録画しならがFPVドローンを飛ばしていて、ドローン落下。録画の停止ボタンを押さずにFPVゴーグルの電源を落としてしまい、ドローンを無くしてしまいそうになった時があります。
モーター音を鳴らす設定
FPVドローンはモーター音を鳴らすことができます。
送信機のスイッチから鳴らすこともできますし、送信機とのバインドが切れても音が鳴る設定にすることができます。
- 送信機との電波が切れてから何秒後にモーター音を鳴らすか
- 音の大きさはどのくらいにするか
を設定できます。
ただそこまで大きな音はならないので、ドローンの近くまで接近しないと聞こえないです。
それと、あたりまえですが電源が落ちてしまうとモーター音はなりません。
モーター音の調整については下の記事中に紹介しています↓
ブザーをつける
僕はドローンを購入したらほとんどの機体にブザーをつけるようにしています。
飛ばす場所が森とかそんな草が生えていて人がこなそうな場所でしか飛ばさないので、草むらなどに入ってしまうと、ドローンは見えなくなってしまうからです。
ブザーを取り付けておくことにより、落下した位置がある程度わかっていて、ドローンの電源が落ちていなければ見つけることができます。
XT60抜け防止クリップ
きよっちさんのドローンショップに売っている商品で、バッテリープラグがXT60の5インチドローンなどで使用できます。
これをつけていれば、バッテリーが抜けてしまってブザーがならなくなってしまうことを防止できます。
きよっちさんのショップは下の記事で紹介しています↓
電源が落ちてもなるブザー
電源が落ちて1分間するとなるブザーです(設定で時間は変更できるかも)。
名前はなんていうのかわかりませんが、ラッキブザーかも??。
ドローンの墜落と同時にバッテリーが抜けてしまう場合もあります。
そんな時にこのブザーを取り付けておけば、バッテリーが抜けてドローンの電源が落ちていてもブザーがなる仕組みになっています。
ブザーに小さいリポバッテリー が入っていて、ドローンからの電源の供給がなくなり一定の時間が経過するとなる仕組みです。
電源は普通のブザーと一緒にとればOKです。
ちなみに3本配線が出ていて、赤、黒、緑、とあって、緑は何につかうかわかっていません。
とりあえず普通のブザーと一緒で、赤、黒、の配線をFCと接続しておけば大丈夫です。
バッテリーを抜いたあと、ラッキーブザーのボタンを押さないと、時間経過後にブザーがなりだすので、毎回ボタンを押さないといけないのがちょっとめんどくさいです。
それとわりとサイズが大きいので、5インチくらいのドローン以外だとつける位置に迷います。
2021年1月7日現在、入荷はしていませんが重量が軽くて小さいラッキーブザーをみつけました↓
ブザーもつけてない、音もならせない
ブザーもつけてないし音もならす設定もしていない。
そんな場合で、ドローンの電源が落ちていない場合は、FPVゴーグルについているRSSI受診レベル(ゲージ)みたいなもので、ドローンの落下しているある程度の方角がわかります。
そこまで正確な位置はわかりませんが、僕はこれをたよりにドローンをみつけたこともあります。
最後に
とりあえず今回紹介したロスト防止策を全部やっていれば、遠くまで飛ばさない限りほぼなくすことはないと思います。
もちろん水没や無茶な飛行をしないことが前提になりますけど。
ロングレンジやるならGPSを取り付けておくといいと思います。
ドローンの位置を知ることができるし、RXROSSで自動帰還させることもできます。
自分はやったことがないけど、人のやっているのは見たことがあります。
FPVドローンの自動帰還は、DJIのドローンみたくゆっくりと着陸はしてくれず、ホームポイントまで戻ってきて、急に落ちるのでびっくりしますけどw