
はじめての一台にちょうどいい“軽量トイ”を探している方へ。WeFone WF13は約96gの100g未満、1080Pカメラ+光流(オプティカルフロー)で室内ホバリングが安定しやすく、バッテリー2本同梱で合計最大約30分遊べる入門モデルです。
本記事では、結論→混同防止(WF13限定)→スペック表→実機インプレ→口コミ・レビュー要約→初期設定&使い方→撮り方のコツ→不具合対処→類似機との比較→価格と買い時の順で、購入前に知っておきたい情報を網羅的に解説します。
特に型番の取り違えに注意。ここで扱うのは**WeFone「WF13」**のみで、**WF11/WF31や他社(例:Potensic等)**は別製品です。レビューや販売ページを参照する際も、型番がWF13かどうかを必ず確認してください。
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結論|WeFone WF13は「100g未満×1080P×光流」の入門用トイドローン

手のひらサイズで約96g、1080Pカメラとオプティカルフロー(光流)で“そこそこ安定して飛ぶ”入門機です。バッテリーは2個同梱(公称合計最大約30分)。操作距離は目安100m/映像伝送は約50mクラスで、まずは室内〜屋外の無風時に短距離で練習しながら“空撮ごっこ”を楽しむイメージが合います。高精細な映像制作や長距離伝送を求める方には不向きです。
最短結論:室内~近距離の練習・手軽な空撮“風”に最適/高画質や長距離伝送は不向き
- 良いところ:軽い・組み立て要らず・ワンキー離着陸やヘッドレスなど“子どもでも扱える”操作補助が充実。光流で室内ホバリングが安定しやすい。
- 割り切るところ:風に流されやすい/1080Pでも電子ブレの限界で“作品映像”は難しい/伝送距離は短め。
こんな人におすすめ/不向き(初心者・子ども向け/本格4K・GPS派は別機種)
- おすすめ:初めてドローンを触るお子さま・親子の室内遊び・狭所での操縦練習。
- 不向き:4K画質や強風耐性、GPSリターンなど“安心装備”を求める方(この場合はGPS搭載機の上位帯を検討)。
※注意:販売ページには「国内認証」や技適番号に類する表記が見られるケースもありますが、本体に技適マークと認証番号の表示が確認できない個体は国内で使用できません(電波法違反)。購入時は必ず本体表示でご確認ください。
混同防止|本記事は WeFone WF13 のみ(Holyton販売表記あり)
本記事で取り上げるのは WeFone「WF13」 だけです。販売者名に Holyton が併記される場合がありますが、製品名・型番が WF13 と明記されていることを必ず確認してください。検索途中で「Potensic」「ほかのWeFone型番」などが表示されることがありますが、別製品 です。レビューを読む際も、型番が混在していないか注意すると誤解を防げます。
また、日本国内では 本体に技適マークと認証番号の表示がない無線機は使用できません(電波法違反)。購入前に現物ラベル・同梱書面でご確認ください。
型番で確認:WF13とWF11/WF31は別モデル(付属品・重量・機能の違い)
- WF13:100g未満クラス、1080Pカメラ、光流(オプティカルフロー)で室内安定を狙った入門向け。
- WF11:同系の廉価・入門帯として流通。付属品構成や細かな仕様が異なる場合があるため、レビューの読み違いに注意。
- WF31:モデル名が似ていますがコンセプトが異なる“別ライン”として扱われることが多く、重量や機能(例:GPS有無)・価格帯が変わります。
→ 比較検討の際は、重量(100g未満か/超か)、安定化方式(光流/GPS)、同梱物(バッテリー本数・プロペラガード等) を軸に照合しましょう。
商品ページURLと箱・本体の型番表示でダブルチェック
- 商品ページのタイトル・説明欄の型番 が「WF13」か。
- パッケージ外装・本体ラベル・取扱説明書の表記 が「WF13」か。
- 写真の印字やステッカー にも注目(微妙に異なる印刷レイアウトの画像が混在することがあるため)。
- 口コミ欄 に「WF11/31」や他社型番を引き合いに出した投稿が紛れていないかも確認。
- 国内利用を想定するなら、本体に技適マークと認証番号の表示があるか を必ずチェック(表示がなければ日本での使用不可)。
スペック早見表|約96g・1080P・バッテリー2個で最大約30分

100g未満クラスの入門機として必要十分な装備をコンパクトにまとめたモデルです。下向きのオプティカルフロー(光流)で室内ホバリングが安定しやすく、カメラは1080P。伝送は2.4GHz系のWi-Fi FPVで、屋外の無風・見通し環境での練習に向きます(※強風は不可)。
項目 | WeFone WF13(公称) |
---|---|
型番 | WF13 |
重量 | 約96g(100g未満) |
サイズ | 約32 × 32 × 8 cm |
カメラ | 1080P(1920×1080)/手動チルト −90°〜0° |
安定化 | オプティカルフロー(光流) |
動画形式 | MP4 |
伝送方式 | 2.4GHz Wi-Fi FPV |
リアルタイム伝送距離 | 約50m(見通し・障害物なし) |
操作距離 | 約100m(見通し・障害物なし) |
フライトモード | ワンキー離着陸/ヘッドレス/3段階スピード/360°フリップ 等 |
バッテリー | 3.7V 800mAh ×2(同梱) |
飛行時間 | 1本あたり約15分(合計最大約30分) |
充電時間 | 約90分(1本・目安) |
送信機電源 | 単4形×3本(AAA/別売) |
カメラ/飛行時間/充電時間/操作距離/オプティカルフロー

- カメラ:1080PのフルHD相当。電子手ぶれ補正は非搭載のため、直線移動+低速モードで“揺れ”を抑えるのがコツです。
- 飛行時間:付属バッテリー2本で合計最大約30分。連続フライトは発熱や劣化の原因になるため、1フライトごとに5〜10分休ませる運用が安心。
- 充電時間:1本あたり約90分が目安(USB給電環境により前後)。
- 操作距離/伝送距離:見通し条件で操作約100m/映像約50mクラス。まずは室内〜屋外の近距離練習から。
- オプティカルフロー:床や壁の“模様”を読み取って位置を保つ仕組み。明るく模様のある面で安定しやすく、暗い場所・無地床では効きが弱まります。
同梱物チェック:送信機・予備プロペラ・プロペラガード・収納バッグ・日本語説明書

- ドローン本体
- 送信機(※単4形電池は別売)
- バッテリー×2
- USB充電ケーブル
- 予備プロペラ×4/プロペラガード×4/ドライバー
- 収納バッグ
- 日本語取扱説明書
→ 届いてすぐに飛ばせる内容です。お子さまや初心者の方は、まずガード装着・室内の安全スペース確保から始めましょう。
重要:本体に技適マークと認証番号の表示がない個体は、日本国内で使用できません(電波法違反)。パッケージ表記や販売ページの文言だけで判断せず、本体ラベルの表示を必ず確認してください。
実機インプレ|ホバリング安定性・画質・操作感を検証

100g未満×光流(オプティカルフロー)という特性上、「明るい・床面に模様がある・無風に近い」環境で実力を発揮します。映像は1080P相当で“記録・雰囲気カット向け”。操作はワンキー離着陸やスピード切替で初心者でも入りやすい一方、風や急操作には弱いので丁寧なスティックワークが前提です。
※国内での使用を想定する場合は、本体の技適マークと認証番号表示が必須です。表示がない個体は日本では使用できません(電波法違反)。
光流(オプティカルフロー)の効きと室内安定性
- 効く条件:床やカーペットなど模様のある面+十分な明るさ。この条件下では、位置保持が働き、スティックを離すと“その場で止める”動きがしやすくなります。
- 弱い条件:無地の床・光沢面・暗所では光流が働きにくく、漂う・斜めに流れることがあります。照明を明るくし、模様のあるマットを敷くと改善しやすいです。
- 離陸面の工夫:滑りやすいフローリングより、ラグやマット上で離陸すると安定しやすく、プロペラの跳ね返りも抑えられます。
- 前提操作:電源投入後は水平面で数十秒静置→ジャイロ/コンパス系のキャリブレーションを実施。これだけで“勝手に斜めに歩く”症状が大幅に減ります。
1080P静止画/動画の見え方と“ブレやすさ”の対策
- 画質の実感:昼間の室内~屋外の近距離なら、SNSやブログの挿し絵に十分。夜間や逆光ではノイズ・白飛びが出やすく、作品撮りは難しいです。
- 手ブレ対策(EIS非搭載前提)
- 低速モード(L)+直線移動主体。カメラの揺れが最小化されます。
- ヨー(旋回)だけの緩いパン、**真上からの俯瞰(トップダウン)**はブレが目立ちにくい定番。
- 風の弱い時間帯(早朝/夕方)を狙い、建物の風下で飛ばす。
- 離陸前にチルト角を決める:水平付近=見た目が安定/やや下向き=速度感が抑えられてブレが目立ちにくい。
- プロペラ洗濯機化(プロペラの波打ち)を防ぐため、曲がりや欠けは即交換。
- 静止画:停止→1〜2秒待ってからシャッター、もしくは短い録画から切り出しが歩留まり◎。
飛行時間の実測と2本運用のコツ(休息・バッテリーケア)
- 実用時間の目安:公称15分/本ですが、室内の練習で10〜13分、屋外の加減速や風の影響があると8〜12分程度になることがあります(操縦強度・気温で変動)。
- 2本ローテ運用
- 1フライトごとに5〜10分休ませる(機体・バッテリーの発熱を冷ます)。
- 連続充放電は劣化のもと。熱いまま充電しない。
- バッテリーは**番号ラベル(#1/#2)**で管理し、交互に使う。
- 長持ちテク
- 低速モード中心+一定高度・一定速度での“なめらか操縦”。
- プロペラガード装着は安全面で必須ですが、航続はわずかに縮みます。練習では安全優先、本番撮影では周囲安全を確保した上で外す判断も。
- 保管は満充電放置を避ける(中程度の残量で涼しい場所に)。
- 充電まわり:USB給電は5V/2Aクラスを目安に。分岐ケーブル使用時は各ポートの出力不足に注意し、1本ずつ確実に満充電を心がけましょう。
口コミ・レビュー総まとめ|良い点/気になる点の傾向

ネット上のレビューを横断すると、**「軽くて扱いやすい/室内で安定しやすい」という声がまず目立ちます。一方で、「風に弱い/映像が揺れやすい」**という指摘も一定数あります。入門用トイドローンとしての“遊び・練習”には高評価、作品レベルの画づくりや長距離飛行には不向きという評価で概ね一致しています。
また、本機は技適未取得のため日本国内での使用は電波法違反です。レビューの中には「国内認証」の文言だけで誤解しそうな記述も見られるので、本体ラベルの技適マークと認証番号の有無を必ず確認してください。
高評価:軽さ・安定ホバ・子どもでも遊べる操作性
- **とにかく軽い(約96g)**ので取り扱いがラク。収納バッグ付きで“持ち運びやすい”という実用面の満足度が高め。
- 光流(オプティカルフロー)でのホバリングが安定しやすいため、室内の練習に向く。
- ワンキー離着陸・ヘッドレスモード・速度切替など、初心者や子どもに優しい操作支援が好評。
- バッテリー2本同梱で、合計最大約30分を回せる“満足度”。(※実測は環境・操縦で短くなりがち)
- **同梱品が充実(ガード・予備ペラ・工具・日本語説明書)**で、買ってすぐに練習を始められる。
低評価:映像の揺れ・風に弱い・電波到達距離の限界
- 電子手ブレ補正なし/2軸・3軸ジンバルなしのため、1080Pでもブレ・揺れが出やすい。
- 風に流されやすいとの指摘が多数。屋外は無風〜微風の近距離限定で運用するのが前提。
- **映像伝送は短距離(目安50mクラス)**で、壁・電波干渉で途切れることがある。
- 初期不良・接続不安定の報告が散発。入門帯ならではの個体差があるため、到着後は早めに動作確認を。
- 技適未取得で国内使用不可という法規面のハードル。**“練習用としても日本での電波使用は不可”**である点に注意。
初期設定と使い方|最短スタートガイド
まず前提として、本機(WeFone WF13)は本体に技適マークと認証番号の表示がない場合、日本国内での使用は電波法違反です。国内で飛ばすことはできません。以下はあくまで一般的な初期設定・操作手順の解説です。
充電→送信機ペアリング→水平/ジャイロキャリブレーション
ステップ1:同梱バッテリーを満充電
- 付属USBケーブルで1本ずつ充電(目安約90分)。充電中は発熱があるため可燃物を避け、満充電後は放置しない。
- 初回はバッテリー#1/#2に番号を振って管理するとローテ運用しやすいです。
ステップ2:機体と送信機の電源オン
- 機体:水平で安定した面に置いてから電源オン。
- 送信機:電源オン後、機体と自動バインド(ペアリング)されるタイプが多い。未接続時は、取説の指示に従いスロットル上下またはペアリングボタンで接続。
ステップ3:アプリ接続(FPV映像を見る場合)
- 取説のQRから専用アプリをインストール。
- スマホのWi-Fi設定で機体のSSIDに接続→アプリ起動→映像プレビューを確認。
- カメラ・写真へのアクセス許可を求められたら許可。
ステップ4:キャリブレーション(初回・不安定時)
- 水平(ジャイロ)キャリブレーション:送信機の該当ボタン、またはスティック操作(例:両スティックを内側下)で実行。
- 室内の明るく模様のある床で行うと、光流センサーの“基準取り”がスムーズ。
- 終了後は数秒間そのまま動かさず待機。
コツ:電源投入〜キャリブ終了までに機体を動かすと“斜めに流れる”原因になります。最初の30秒は絶対に動かさないのが安定の近道。
離陸~着陸の基本操作(ワンキー離着陸・ヘッドレスモード)
離陸
- ワンキー離陸:ボタン1回で約1〜1.5mまで自動上昇。初回はこれ一択。
- 手動離陸:スロットルをゆっくり上げ、浮いたらスロットル微調整で高度キープ。
基本操作の流れ
- **低速(Lモード)**に設定。
- 目線の高さ(約1.2〜1.5m)で前後左右に小さな矩形移動→戻す練習。
- 旋回(ヨー)はゆっくり回す。急旋回は姿勢が乱れやすい。
ヘッドレスモード(初心者の方向感サポート)
- 機体の向きに関係なく、送信機のスティック方向=進行方向になるモード。
- 近距離・目視内でのみ使用。緊急時にオフに戻せる位置に指を置く癖を。
着陸
- ワンキー着陸でゆっくり降下→自動停止。
- 手動時は極低速で降ろす→着地寸前でスロットル最小に。
- 着陸面はラグやマットがベター。硬い床は跳ね返りやすい。
注意:屋外での飛行は国内法令上できません。またトイドローンは風に非常に弱いため、(仮に国外など法的に問題ない環境でも)無風〜微風以外では飛ばさない判断が安全です。
室内の安全対策:ガード装着・離陸位置・人と物の距離
- プロペラガードは常時装着:壁・家具・指先の保護に必須。
- 3m四方以上のスペースを確保:天井・照明・観葉植物・カーテン・ケーブル類に注意。
- 離陸地点を固定:ラグやカッティングマットなど**“模様のある面”**が光流に効く。
- 人・ペットを近づけない:半径2mは無人に。小さなお子さまは安全メガネ推奨。
- プロペラ点検:欠け・曲がりは即交換。振動はブレや制御不安定の原因。
- 換気扇・エアコンの風を切る:気流で流されやすい。
- 飛行ログ(何分飛ばしたか・不具合の有無)をメモすると、バッテリー劣化や不調の早期発見に役立ちます。
写真/動画の撮り方とコツ

1080P・ジンバル非搭載の入門機では、**“揺れを抑える操縦”と“明るい環境”**が画質向上の最短ルートです。以下はWF13で失敗しにくい撮り方のテンプレです(※日本国内では本体に技適表示がないため使用できません。撮影手順は一般的な知識としてお読みください)。
手動チルト角の使い分け(俯瞰・並走)
- 水平〜やや下向き(−10〜−20°):最もブレが少なく見えやすい“万能角”。被写体の全体像を撮る定番です。
- 俯瞰(−30〜−45°):トップダウンで“流れ”が均一になり、電子ブレの影響が目立ちにくい。室内の俯瞰ショットに◎。
- 目線より少し下をキープ:床の模様が映り込み、光流が効きやすく安定します。
低速モードで被写体を追う/直線移動で揺れを抑える
- 低速(L)+直線移動が基本。旋回(ヨー)は小さく・ゆっくり。
- 並走(トラッキング):被写体と同じ速度で平行移動すると、背景が流れて“それっぽい”映像に。
- パン(その場旋回):**1秒で15〜30°**程度の超スロー。急ハンドルは厳禁。
- ストップ→1〜2秒静止→再開:停止直後の静止時間を作ると、編集で切り貼りしやすい素材になります。
露出・ノイズ・色の失敗を減らす環境づくり
- 明るい時間帯(昼間)に撮る。暗所はノイズが増えてザラつき・色転びが目立ちます。
- 逆光を避ける:窓や照明に正対すると白飛びしやすい。光源を背にして被写体へ。
- 背景整理:床面に模様がある場所だと光流も効きやすく、ブレも軽減。
- 風対策:屋外撮影が許される地域でも、無風〜微風以外は撮らないのが鉄則。
画作りの小ワザ(入門でも“それっぽく”)
- 3カット基本形:①ワイドで状況説明 → ②ミディアムで被写体強調 → ③クローズでディテール。
- 被写体の“出入り”:フレーム外から入ってくる/出ていく動きを入れるとストーリー性が出ます。
- Bロール量産:棚・机・小物をゆっくり平行移動でなめるだけでも、繋ぎ用素材として優秀。
- 静止画は“止め撮り”:機体停止→1〜2秒置いてからシャッター。動画からキーフレームを切り出してもOK。
重要:WF13は本体に技適マークと認証番号の表示がない個体は、日本国内で使用できません(電波法違反)。国内使用は不可です。購入後は必ず本体表示をご確認ください。
【重要】日本国内の法規と注意点(技適/電波法)
まず大前提として、WeFone WF13 は本体に技適マークと認証番号の表示がない個体が流通しており、その場合は日本国内で使用できません。技適のない無線機で電波(Wi-Fi等)を発射して使用すると電波法違反となり、罰則の対象になり得ます。購入そのものではなく、使用(送受信)行為が問題になる点に注意してください。
技適マーク未表示の無線機は使用不可=国内では電波法違反
- ドローン本体や送信機は2.4GHz帯等の無線機器。国内で使うには**技術基準適合(技適)**を満たし、本体に技適マークと認証番号が表示されている必要があります。
- 技適がない/表示が確認できない場合は、屋内・屋外を問わず使用不可。電波を発射すれば違法です。
- フライト練習も不可です。通電して接続・映像伝送を行うだけでも電波発射に当たる可能性があります。
購入時の確認ポイント:本体ラベルの技適マーク・認証番号/同梱書面
- 本体ラベルの刻印・シールに技適マーク+認証番号があるかを最優先で確認。
- 送信機(コントローラー)側にも無線機能があるため、送信機の技適表示も要チェック。
- パッケージや販売ページに“国内認証”“日本語対応”などの記載があっても、本体表記がなければ使用不可です。
- 取扱説明書・保証書に型番(WF13)と仕様が正しく記載されているかも確認。
※販売ページに「国内認証」等の表記があっても、本体に技適表示が確認できない場合は使用しない
- 「技適相当」「国内で利用可能」等の表現があっても、本体表示が事実上の判断基準です。
- 技適なし個体だった場合は、使用せず販売者に相談しましょう。自己判断で使用を続けるのはNGです。
航空法との関係(100g未満でも守るべきルール)
- 100g未満は一部の事前申請が不要な範囲があるだけで、飛行禁止空域(空港周辺・150m以上等)や、人・車・建物からの距離、安全配慮は必要です。
- ただし本件は電波法が前提条件。**技適がなければ航空法云々の前に“使えない”**と覚えておきましょう。
繰り返し:本体に技適マークと認証番号の表示がない WeFone WF13 は、日本国内では使用できません(電波法違反)。表示が確認できない場合は使用しないでください。
よくある不具合と対処法
100g未満のトイドローンは、光流センサー/Wi-Fi伝送/小径プロペラという特性上、環境の影響を受けやすいです。症状別に“まず効く”チェック手順をまとめました。
※前提として、本体に技適マークと認証番号の表示がない WeFone WF13 は日本国内で使用できません(電波法違反)。以下は一般的な知識としてご覧ください。
浮き上がらない・安定しない:再キャリブレーションと離陸面の見直し
- プロペラの向き(A/B)誤装着:印字・形状を確認して正しい位置に付け直す。欠け・曲がりは交換。
- 水平/ジャイロ未調整:電源投入→水平な面で静置→取説手順でジャイロキャリブ。動かしながら起動すると流れやすくなります。
- 離陸面が不適切:無地・光沢・暗い床だと光流が効きにくい。明るく模様のあるマット上から離陸。
- 機体やバッテリーが熱い/冷えすぎ:温度が極端だと出力低下。常温まで待つ→再起動。
- 重量バランス崩れ:ガードや装飾物の片寄りで傾くことあり。純正構成+ガード装着で検証。
- ローター干渉:ガード・配線に触れていないか目視。モーターマウントの緩みも締め直す。
映像が途切れる:干渉源カット・距離短縮・アンテナ向き
- 距離と遮蔽物:まず機体〜送信機の見通しを確保。壁・人体・金属棚は避ける。
- 電波干渉:2.4GHzは混みやすい。Wi-Fiルーターや電子レンジ、Bluetooth機器から離れる。
- スマホ側の最適化:
- スマホは機内モード→Wi-FiのみONで余計な通信を切る。
- バックグラウンドアプリを終了、画面輝度を上げて遅延時の誤操作を防止。
- アンテナの向き:送信機アンテナは先端を機体に向けない(側面が向くように)。
- アプリ再接続:SSIDに再接続→アプリ再起動。録画はスマホ内録画が基本のため、端末ストレージの空きも確認。
回転・流される:プロペラ装着向き/風の影響チェック
- 一定方向へ回る(ヨー流れ):
- プロペラA/Bの誤装着・ネジ緩みを再確認。
- 周囲の磁気・金属(デスク脚・PCケース)を避け、別の部屋で再キャリブ。
- 横流れ:
- 無風に近い環境へ。エアコン・換気扇の風も切る。
- 低速(L)モードで微調整。スティックを小さく、一定速度で。
- 高度が吸い上がる/沈む:床とプロペラの干渉風の影響。1.2〜1.5mの目線高さを維持し、上昇/下降は小刻みに。
クイックチェックリスト
- 起動は水平な面で30秒静置→キャリブ
- 明るく模様のある床で飛ばす
- 無風(屋内)/見通し確保(屋内でも家具から離れる)
- プロペラ欠け・曲がりなし/A/B正しい
- バッテリーは常温・しっかり固定/熱いまま充電しない
Q&A|「免許不要?」「屋外で飛ばせる?」「アプリは必要?」
WF13を検討するときに、よくある疑問を短く即答でまとめました。前提として、**本機は本体に技適マークと認証番号の表示がない個体が流通しており、その場合は日本国内で使用できません(電波法違反)**です。以下は一般的な情報としてご確認ください。
100g未満と航空法の関係(屋外飛行ルールの基礎)
- Q. 免許や登録は必要?
A. 100g未満は多くの「無人航空機」規制の対象外です。登録・許可が原則不要な場面が多い一方、他法令(小型無人機等飛行禁止法・各自治体条例)や施設管理ルールは別途守る必要があります。
ただし本件は電波法が前提。技適表示がなければ国内で使用不可です。 - Q. DID(人口集中地区)でも飛ばせる?
A. 100g未満は航空法上の許可承認が不要な範囲がありますが、公園・河川敷・私有地の個別ルールが優先されます。必ず管理者に確認を。
※繰り返しになりますが、技適表示がない個体は国内での飛行不可です。 - Q. 何か基礎ルールはある?
A. 重量に関わらず、第三者への安全配慮・目視内・周囲との距離確保・夜間や悪天候の回避は“最低限のマナー”。100g未満でも責任ある運用が求められます。
室内推奨の理由(風・電波・安全距離)
- 風に弱い:100g未満+光流のみの安定化のため、微風でも流されやすいです。
- 電波・遮蔽物の影響:Wi-Fi FPVは壁や人体で遮断・遅延しやすく、屋外での安定映像は難度高。
- 安全距離の確保:室内でも3m四方以上・人やペットを近づけない・ガード装着は必須。
- 結論:本機は室内~超近距離の練習を前提にすると満足度が上がります。
※ただし国内では技適表示なし=使用不可です。
保証・サポート対応の確認方法
- 型番一致の証跡:問い合わせ前に製品名=WeFone WF13、販売者名(Holyton表記の有無)、注文番号をそろえる。
- 初期不良の切り分け:プロペラ向き/キャリブレーション/充電状態/アプリ再接続など基本の再現テストを実施してから連絡するとスムーズ。
- 消耗品の有無:予備プロペラ・バッテリーの入手可否や納期も、購入前に確認しておくと安心。
類似品との比較
WF13を検討する際に混同されやすい近縁モデルや、GPS付きの上位帯との違いを整理します。ポイントは「安定化方式(光流 or GPS)/重量帯(100g未満 or 200〜250g級)/返航機能(RTH)/映像品質」です。なお、国内で使用できるかは“本体の技適表示”が絶対条件であり、ここで挙げるどの機種であっても本体に技適マーク+認証番号がない個体は日本で使えません。
WeFone WF13 vs WF11:重量・飛行時間・同梱物の差
- 立ち位置:どちらも“入門トイ”寄り。WF13は光流(オプティカルフロー)で室内安定性に振った100g未満クラスという位置づけ。
- 確認ポイント(※販売ロットで差が出やすい領域):
- 重量:100g未満帯かどうか(WF13は約96g)。
- カメラ仕様:1080Pか、720Pなどの下位仕様が混じっていないか。
- 同梱物:バッテリー本数(2本か)/ガード有無/収納バッグ有無。
- 操作距離・伝送距離:見通し条件での記載値に差がないか。
- 結論:WF13=“光流×100g未満×バッテリー2本同梱”が基本像。WF11はショップ・ロットで付属品や細目が変わりがちなので、型番表記とスペック行を必ず照合してください。
混同防止メモ:レビュー欄にはWF11/WF31/他社型番の体験談が混在することがあります。「WF13」と明記されている投稿のみを参照しましょう。
GPS付上位帯との違い(帰還機能・安定性・価格)
- 安定化方式:WF13は光流のみ。屋外の風や高度変化に弱い一方、GPS付きは**屋外の自律安定(位置・高度)やRTH(自動帰還)**で安心感が高い。
- 映像面:WF13は1080P/ジンバルなしの“記録用”。GPS付きは2.7K〜4K+機械ジンバル(2〜3軸)+EISなどでブレが少ない。
- 重量・サイズ:GPS付きは200〜250g級やそれ以上が主流。風に強くなる代わりに携帯性は落ちる。
- 価格帯:入門トイ(WF13クラス)は安価。GPS+ジンバル機は中〜高価格。
- 法規面:どの機種でも“本体に技適表示がない個体は日本で使用不可”。並行輸入のGPS機でも同じです。
クイック比較表(観点のチェック用)
観点 | WeFone WF13 | WeFone WF11(確認項目の例) | GPS付き小型機(一般例) |
---|---|---|---|
安定化方式 | 光流(室内寄り) | 光流の有無・性能を要確認 | GPS+高度保持+RTH |
重量帯 | 約96g(100g未満) | 100g未満か要確認 | 多くは200〜250g級 |
カメラ/ブレ | 1080P、ジンバルなし(揺れやすい) | 1080Pか要確認 | 2.7K〜4K+機械ジンバル |
伝送/操作 | 近距離(見通し短〜中距離) | 記載値を要確認 | 中距離〜長距離が得意 |
返航機能 | なし(手動帰投) | 有無を要確認 | RTH標準(電波喪失・残量低下時) |
価格感 | 低価格(入門向け) | 同等〜やや上下 | 中価格〜高価格 |
国内可否 | 本体に技適表示がなければ使用不可 | 同左 | 同左 |
価格と買い時|セール/クーポンの傾向
WF13は“入門トイドローン”の価格帯で動くため、定価で焦って買わず、セールとクーポンの重ね技を狙うのが鉄則です。特にECではポイント増量期+カート内クーポン+ストア限定クーポンの三段重ねが効きます。
実売価格の目安・割引の出やすい時期
- 価格レンジの目安
入門トイ価格帯(数千円台〜1万円前後)に収まることが多く、同クラスの光流付き・バッテリー2本同梱という条件で見ると相場感をつかみやすいです。
※為替・在庫状況で上下します。実勢は日々変動するため、直近1〜2週間の価格推移をメモしておくと“買い時”が見極めやすくなります。 - 狙い目カレンダー(国内主要EC)
- 大型セール期:年2回の大規模セール(例:夏・秋のビッグセール)、ブラックフライデー(11月)/年末年始初売り(12月末〜1月)。
- ポイント行事:5と0のつく日/買い回り/お買い物マラソンなどは実質値引き率が上がりやすい。
- 在庫調整タイミング:**新生活(3〜4月)/夏休み前(7月)/年度末(3月)**はトイ系ガジェットの在庫放出が出ることも。
- クーポン形式:商品ページの**“チェックボックス式クーポン”、ストアフォローで出る店舗限定クーポン**、同時購入割引(バッテリー/プロペラ同梱時の値引き)を見落とさない。
- 値引きの組み立て例
- 商品ページのクーポンをON → 2) ストアクーポン適用 → 3) ポイント増量デーに決済。
実値引き+ポイント還元の合算で、体感1〜2割以上下がるケースも珍しくありません。
- 商品ページのクーポンをON → 2) ストアクーポン適用 → 3) ポイント増量デーに決済。
注意:国内使用可否は“本体の技適マークと認証番号表示”が絶対条件です。価格が安くても、技適表示のない個体は日本で使用できません(電波法違反)。
予備バッテリー/ガードなど消耗品の入手性
- バッテリー(3.7V 800mAh想定)
- 同一形状・同一端子であることを必ず確認。サイズ違いは挿入時に無理がかかり、発熱・膨張の原因になります。
- 互換セルは当たり外れが大きいジャンル。純正品/販売元推奨品を優先し、レビューで実容量・膨張報告の有無をチェック。
- 充電は1本ずつ確実に満充電、熱いまま充電しない、保管は中容量・涼所が鉄則です。
- プロペラ/ガード
- **プロペラは“型番専用品”**を使うのが安全。A/Bの左右指定を間違えると離陸しません。
- ガードは常時装着が前提(室内練習)。破損しやすいパーツなのでスペアを同時購入が安心。
- 取り付けネジはねじロック剤は基本不要。締めすぎるとモーター軸に負担がかかります。
- その他小物
- USB充電ケーブルは5V/2A対応のアダプタで。分岐充電は各ポート出力不足に注意。
- 収納バッグは付属することが多いですが、プロペラ固定ベルトを足すと輸送中の曲がり防止に効果的。
補足:消耗品はセールと同時購入が効率的。後日単品で買うと送料やポイント条件で割高になりがちです。
まとめ|WF13は“家で練習→映像遊び”の入口機。技適表示を必ず確認し、安全第一で
WeFone WF13は、100g未満×1080P×光流という構成で、まずは室内~近距離で操縦に慣れつつ、手軽な“空撮風カット”を楽しむ入門用トイドローンです。
一方で、風に弱い/ブレやすい/伝送距離は短いため、本格的な作品撮りや屋外の長距離運用には向きません。はじめての一台として安全重視+環境づくり+操縦の基礎練をコツコツ積むほど満足度が上がります。
- 良いところ:軽量・光流で室内ホバ安定/ワンキー離着陸・低速モードで初心者フレンドリー/バッテリー2本で合計最大約30分
- 割り切るところ:電子ブレ補正・ジンバルなし→揺れやすい/屋外の風や遮蔽物に弱い/映像・操作の到達距離は控えめ
- 買う前チェック:型番がWF13であること、同梱物(バッテリー2本・ガード等)、消耗品の入手性、サポート窓口