1sバッテリーでHD画質で空撮できる「Happymodel Mobula6 HD」。
飛ばせる準備が整いましたので、実機レビューをしていきます。
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Happymodel Mobula6 HD スペック
カメラ | Runcam Split3-Lite 【詳細】 Field of View(FOV):Recording FOV 165°(FPV FOV: 165 ° @16:9, 130 ° @4:3) Video Resolution:1080@60fps/1080@50fps/1080@30fps/720@60fps Video File Format: MOV Image Resolution:2 MP TV Mode: NTSC (720*480)/PAL (720*576) Switchable Interface: JST 1.25mm / UART and SH 1.0mm Max Micro SD Card Supported 64G(need Class 6 or above, recommend Class 10/UHS-I/UHS-II/UHS-III) Hole Distance of Installation: 25.5*25.5mm PCB Size: 29*29mm Lens Module Size: 14*14mm Lens Specs: M9 Power Input: DC 5-20V(Non-direct power supply from battery. Powered directly with battery will generate surges and burn the camera.) Working Current: 450mA @5V |
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重量 | 27g |
フレーム | 65mm |
FC,ESC,VTX | Crazybee F4 Lite(Happymodel Mobula6と同じで、FC、FSC、VTXは一体型のもの。「Mobula6」で開局している人なら、到着してFCごと付け替えればすぐに飛ばせる) |
モーター | EX0802 19000KV Configu-ration:9N12P Stator Diamter:8mm Stator Length:2mm Shaft Diameter:Φ1mm Motor Dimension(Dia.*Len):Φ10.5mm*14.9mm Weight(g):1.7g No.of Cells(Lipo):1S only |
レシーバー | TBS CROSSFIRE Receiver, Flysky , Frsky ,DSMX |
価格 | 13000円くらい |
Happymodel Mobula6 HD レビュー
開封
まずは開封レビューからしていきます。
箱をあけるとプチプチに包まれて梱包されていました。
- Happymodel Mobula6 HD 本体 ×1
- 1s250mAhバッテリー×4
- USB充電器 ×1
- カメラ設定用ドングル ×1
- 予備のプロペラ ×4
- ドライバー ×1
- 予備のネジ
セット内容はこんな感じ。
機体本体。
本体が65mmサイズということもあり、カメラがでかく感じます(笑)
マイクロSDの差し込み口はここにあります。
マイクロSDの差し込みはけっこう入れづらくて大変。
取り外しにはピンセットがあると便利です。
Mobula6 HD Betaflight の設定
デフォルトのポートタブの設定はこんな感じ。
スマートオーディオ対応。
基本設定タブのAirモード常時ONになっていたので、この部分はOFFに。
ここら辺はお好みで設定すればいいと思います。
自分はフタバの送信機とバインドしたかったので、基本設定の「SPIバス受信プロトコル」をS-FHSSに変更。
デフォルトのベータフライトバージョン3.5.7だと、基本設定の「SPIバス受信プロトコル」にS-FHSSという項目がありませんでしたので、ベータフライトバージョンをアップしました。
自分はアームを入れるとモーターが回転する設定が好きではないので、アーム後モーターを回転させないにチェックを入れました。
Mobula6 HD VTX 系統図
「Mobula6 HD」はFHDじゃない「Mobula6」と同じFC、内臓VTXを搭載しています。
国内ショップで購入する場合は、VTX系統図がついてくる場合がおおいと思いますが、海外通販サイトの場合、系統図はついてきません。
海外通販サイトで購入して系統図を持っていない方は、戸澤さんに相談してみてください。
すでに解析済みの系統図に入っていましたので、メールで相談すれば譲ってもらえると思います。
戸澤さんについて詳しくは下の記事で↓↓
Mobula6 HD バインド方法
バインド方法はとても簡単です。
バッテリーを差し込んで電源を入れる、またはPCとUSBで接続すればFCの電源が入ります。
次に、FCの裏側のバインドボタンをおすと、機体本体がバインド待ちになります。
あとは送信機側から、バインド操作をすればOK。
送信機のバインド操作に関しては、送信機によって変わってくると思います。
フタバのプロトコル「S-FHSS」でバインドするときは基本設定の「SPIバス受信プロトコル」を「S-FHSS」に変更します。デフォルトのベータフライト のバージョン(自分は3.5.7だった)だと項目がないのでファームウェアをアップデートする必要があります。
jumper T8sg plusの場合は「Frsky」に合わせてBindボタンを押せばOK
CLIコマンドラインからバインド
ちなみにCLIコマンドラインから機体本体をバインド待ちにさせるやり方もあります。
基本設定タブは上の画像のように設定されていて、ベータフライト のバージョン「3.5.7」でFrsky_Dでバインドさせる場合のコマンド↓
ベータフライト:3.5.7
受信機モード→SPI受信サポート
SPIバス受信プロトコル→Frsky_D
打ち込むコマンド:frsky_bind
フタバのプロトコルでのバインド↓(自分の設定で確認)
ベータフライト:4.0.6
受信機モード→SPI受信サポート
SPIバス受信プロトコル→S-FHSS
打ち込むコマンド:bind_rx_spi
ベータフライト:4.2.?(忘れました)
受信機モード→SPI受信サポート
SPIバス受信プロトコル→S-FHSS
打ち込むコマンド:bind_rx
打ち込むbindのコマンドはCLIコマンドラインに「help」と入力してエンターきを押せば確認することができます。
ベータフライトのバージョンによって変わってきます。
Mobula6 HD バインドできない
バインドできない場合、考えられる原因
・通信方式(プロトコルが一致していない→Frsky flyskyの間違いなど)
・機体がバインド待ちになっていない
・送信機側のバインド操作が間違っている
比較的「Mobula6 HD」のバインドは簡単な方だと思いますが「バインドできない」場合は上の3点を確認してみてください。
機体はバインド待ちになるとFCのLED(赤)が素早く点滅。
バインドが完了すると赤点灯に変化します。
Mobula6 HD ファームウェア
Mobula6 HDのファームウェアは「CRAZYBEEF4FR」。
ベータフライトのバージョンは「3.5.7」がインストールされていました。
フタバの通信方式「S-FHSS」でバインドしたい場合、ファームウェアをアップデートする必要があります。
2020年6月15日時点での最新バージョンは「4.1.1」でしたが、自分は「4.0.6」に変更しました(Mobula6で自分で動作を確認していたため)。
Mobula6 HD ファームウェア アップデート
アップデート方法は機体とPCをUSBケーブルで接続。
ファームウェアのアップデートを選択。
ファームウェア「CRAZYBEEF4FR」を選択して、バージョンも選択。
自分は「4.0.6」を選択。理由はMobula6で動作確認していた為。
次に「ファームウェアを選択 [Online]」をクリック。
ファームウェア がダウンロードされるので、そのあと「ファームウェアの更新」をクリック。
DFUモードに変わるので、もう一回「ファームウェアの更新」をクリック。
ファームウェアの書き込みが終了すると上の画面になります。
ファームウェアをアップデートするときには、バックアップをとっておいてください。
CLIコマンドラインに「diff all」または「dump all」等を打ち込んで、メモ帳などにコピーしておくといいです。
Happymodel Mobula6 HD youtube空撮動画
実際にテストフライトしてきました。
フライト時間は自分の飛ばし方で2分半くらいでした。
Happymodel Mobula6 HD 良いところ
30g以下の重量でそこそこ綺麗な空撮ができるところは良いですね。
1sで音もわりと静かなので、手軽に飛ばすことができます。
内臓受信機のわりにはバインド切れしない
ベータフライト:4.0.6
通信方式:S-FHSS
送信機:フタバT10J
この組み合わせで、バインド切れで墜落がいまのところないのも良いですね。
まぁあまり飛距離を出していないので、ちょっと遠くまで飛ばしてどこまでいけるか後でチェックしてみたいと思います。
Happymodel Mobula6 HD イマイチなところ
Mobula6(カメラが普通バージョン)と比較すると、重量があがっているのでスロットルが重く感じます。
軽快に飛ばしたいだけならMobula6(カメラが普通バージョン)の方が楽しく飛ばせますね。
フリップなどのトリックは「Mobula6 HD」だとあまり気持ちよくはできません(できないことはない)
Mobula6 のレビュー記事はこちら↓実際に飛ばしている動画もあります。
最後に
小さくて音もわりと静かですので、比較的に飛ばせる場所が確保できそうなマイクロドローンだと思いました。
空撮映像もそこそこ綺麗に撮影できるので旅先に持っていってもいいかもしれません。
初心者におすすめしたいマイクロドローン、送信機、FPVゴーグルは下の記事で紹介しています↓↓