
はじめての一台、あるいは“子どもと一緒に室内で遊べる”軽量機を探しているなら、Holy Stone HS430は要チェック。100g未満で航空法の機体登録が不要(※別の飛行ルールは遵守が必要)という扱いやすさに、1080Pカメラ/手投げテイクオフ/ヘッドレスモードなど入門にうれしい機能を搭載。さらにバッテリー3個同梱で、練習の合間に充電待ちで退屈…を減らせます。
本記事では、実際の使用感にもとづき、画質の“できる/できない”ライン、室内・微風下の安定性まで、気になるポイントをまとめてレビュー。口コミの傾向も紹介します。
こんな人に向いています
- ドローン入門で登録不要×室内練習向きを選びたい
- 親子で遊ぶトイドローンを探している
- 1080PでSNS用の短尺動画も撮ってみたい
逆に、強風下の屋外撮影や高画質空撮が主目的なら上位機を検討した方が満足度は高め。まずはHS430で“飛ばす楽しさ”を安全に体験してみましょう。
グレーとブルーの2色から選べます↓
Youtubeでもレビューしています↓
関連記事
おすすめのカメラ付きトイドローンは下の記事でまとめています↓
>>【2025年】トイドローンの選び方!おすすめカメラ付きモデル10選
Holy Stone HS430 ドローン スペック

HS430 主要スペック表
項目 | 内容 |
---|---|
モデル | Holy Stone HS430 |
重量 | 約75g(本体+バッテリー) |
展開サイズ | 187×135×43mm |
収納サイズ | 93×63×43mm |
カメラ | 1080P(Wi-Fi FPV) |
最大飛行時間 | 約13分/バッテリー(計3本同梱) |
送信機周波数 | 2.4GHz |
最大飛行距離 | 約40m(屋外・見通し) |
バッテリー | 3.85V 730mAh(2.81Wh) |
主な機能 | 手投げテイクオフ/ワンキー離着陸/高度維持/ヘッドレス/3Dフリップ/サークルフライ/高速回転 |
動作温度 | 0〜40℃ |
セット内容

- 機体 × 1
- 送信機 × 1
- バッテリー × 3
- プロペラガード × 4
- 予備プロペラ × 2
- 充電ケーブル × 1
- ドライバー × 1
- 日本語説明書 × 1
HS430の基本情報とスペック要点【100g未満・1080P・手投げテイクオフ】

Holy Stone HS430は、100g未満で機体登録が不要なトイドローン。1080PのWi-Fi FPVカメラ、手投げテイクオフ、ワンキー離着陸、ヘッドレスモード、3Dフリップなど、入門に必要な機能がひと通り揃っています。付属バッテリーが3個あるため、室内中心の練習でもテンポよく反復できるのが強みです。
登録不要(100g未満)と適用ルール|改正航空法の注意点
- 100g未満の機体は登録不要ですが、無制限に飛ばせるわけではありません。空港周辺や高度の高い空域など、特定の場所・方法は制限対象になり得ます。
- 公園・河川敷は自治体のローカルルールを必ず確認。私有地は許可取得、人・車・住宅から十分な距離、プライバシー配慮が基本マナーです。
- 初心者はまず室内または無風〜微風の屋外で、低速モードから練習するのが安全です。
1080PカメラとFPVの基礎|写真・動画の記録方式と画角
- スマホアプリで**Wi-Fiライブ映像(FPV)**を確認しながら撮影可能。
- 1080P記録は日中や明るい室内で見栄えしやすく、SNSのショート動画用途に十分。
- 電子手ぶれ補正は非搭載のため、長いパンや暗所ではブレ・ノイズが出やすい点は覚えておきましょう。
- ベストは被写体1〜3mに寄って、短いカットで編集する運用です。
付属バッテリー3個のメリット|練習サイクルと充電時間の目安
- 1本あたり約13分の飛行が目安。3本付属なので最大約39分相当の練習量を確保できます。
- 充電は約100分/本が目安。連続使用後は10〜15分ほど冷ましてから充電すると電池が長持ちします。
- 3本をローテーションする場合は、過放電を避ける・満充電放置を減らすなど電池ケアも意識しましょう。
HS430の口コミ・評判まとめ【良い点/気になる点】

ECレビューや動画の使用感を横断して整理しました。室内練習のしやすさと入門向けの楽しさで評価される一方、風への耐性と映像クオリティの期待値に注意が必要、というのが大勢です。
良い評判|安定ホバリング・操作のしやすさ・コスパ
- ホバリングが素直で、ワンキー離陸/着陸が使いやすい。初めてでも「浮かせて止める→少し動かす」の基礎練習に向く。
- 手投げテイクオフは狭い室内でも離陸しやすく、親子で遊ぶ場面でも好評。
- バッテリー3個同梱で練習の密度を上げられ、価格に対して機能が多いというコスパ面の満足度が高い。
- 折りたたみ+軽量で収納・持ち運びが楽。
気になる声|風への弱さ・画質への期待値調整・プロペラ保護
- 屋外では無風〜微風が前提。高度を上げるほど流されやすいため、見通し距離内で短時間の運用が推奨。
- 1080Pでも電子手ぶれ補正なしのため、暗所や長い横パンではブレ・遅延が目立ちやすい。被写体に寄る・短く切るなど撮り方の工夫が必要。
- 衝突や転倒が続くとプロペラ消耗が早いとの声。予備プロペラ常備とプロペラガード装着でトラブルを減らせる。
- スマホとのWi-Fi接続は環境差が出やすく、干渉源の少ない場所での運用やアプリ再起動が安定化に有効。
実際に飛ばしてみた感想 レビュー

スピードは最大にしてもそこまででない印象です。
ジャイロのリセットとトリムの調整をすれば、そこそこ安定したその場ホバリングは可能です。
録画の映像はカメラから飛んできた映像をスマホ側で録画する方式ということもあり、そこまで綺麗な映像は残せません。
Yotubeレビューでは、実際に撮影した映像も収録しているので気になる方は、レビュー動画で確認してください。

機体のカメラ角度は手動で調整可能でした
HS430はどんな人におすすめ?向いていない人は?
おすすめ|室内練習・親子で入門・低コストで体験
- 室内で基本操作を身につけたい初心者:ワンキー離陸・高度維持・ヘッドレスモードで“浮かせて止める”が学びやすい機体です。
- 親子で安全に遊びたいご家庭:100g未満の軽量ボディとプロペラガード前提の運用で、狭い室内でも楽しみやすい構成。
- まずは低コストでドローン体験したい人:1080Pカメラ+バッテリー3本で、撮る・飛ばすの反復練習ができ、費用対効果が高いです。
向かないケース|強風下での屋外撮影・高画質空撮の用途
- 風が強い屋外での安定撮影が主目的:100g未満は風の影響を受けやすく、無風〜微風に限定されます。
- 高画質・長距離・長時間飛行を求める:電子手ブレ補正やジンバルは非搭載。空撮メインならGPS+ジンバル搭載の上位機が現実的です。
- 遠景の滑らかなパン/暗所撮影を重視:1080P記録でも暗所ノイズやパン時のブレは目立ちやすく、シネマ用途には不向きです。
まとめ|HS430は“まず飛ばして楽しむ”入門最有力の一台【100g未満トイドローン】
登録不要の気軽さ(100g未満)、1080Pで“遊べる画質”、そして3本バッテリーで練習量を確保——この三拍子で、HS430は“最初の一台”としてとても扱いやすいモデルです。
まずは室内で基本操作→無風日の短時間屋外という順でステップアップすれば、初めてでも着実にスキルを伸ばせます。高画質・強風耐性・長距離飛行を求めるなら別ラインを検討しつつ、“飛ばす楽しさを知る”入門機としては有力な選択肢といえます。
関連記事
ホーリーストーンから発売されているドローンは下の記事でまとめています↓
>>Holy Stone(ホーリーストーン)ドローン 比較 20選【おすすめの機種を選んでみた!】