今回は「Happymodel Moblite6 1S 65mm」をレビューしていきます。
こちらのドローンのVTX系統図は戸澤さんのところで入手可能です。
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Happymodel Moblite6 1S 65mm スペック
カメラ | RunCam Nano4 Lite Image Sensor: 1/3" CMOS Horizontal Resolution: 800TVL Lens : 2.1mm(M8) FOV 160° Signal System: PAL/NTSC Non Switchable S/N Ratio: >50dB Electronic Shutter Speed: Auto Auto Gain Control (AGC): Auto Min. Illumination: 0.01Lux@1.2F D-WDR: Auto Day/Night: Color Power:DC 3-5.5V |
---|---|
重量 | Weight: 18.5g (without battery) Weight:26g(with Original 1s 300mah Lipo battery ) |
フレーム | Wheelbase: 65mm |
FC | Flight controller (Frsky SPI RX version) DiamondF4 FR FC Firmware target: CrazybeeF4FR MCU:STM32F411CEU6 (100MHZ, 512K FLASH) Sensor: MPU-6000(SPI connection) Original whoop size compatible Power supply: 1S battery input (DC 2.9V-4.35V) Built-in 5A(each) Blheli_S 4in1 ESC Dshot600 ready Built-in Betaflight OSD(SPI Control) Built-in 5.8G VTX Built-in SPI Frsky/Flysky receiver Built-in 5V 1A BEC |
ESC | Onboard 4in1 ESC MCU upgraded to EFM8BB21 Power supply: 1S LiPo/LiPo HV Current: 5A continuous peak 6A (3 seconds) Support BLHeliSuite programmable Factory firmware: O_H_50_REV16_8.HEX Default protocol: DSHOT600Onboard Frsky SPI D8 receiver Version SPI BUS receiver Frsky D8 compatible Compatible Non EU transmitter D8 model Channels: 8ch Failsafe support No ground interference ( Transmitter and receiver 1 m from the ground): 200m~300m |
VTX | FC内蔵VTX 出力:25mw~200mw switchable |
モーター | Unibell EX0802 brushless motors EX 0802 19000KV |
サイズ | 80mm*80mm*25mm |
価格 | MakerFire $89.99(2020年12月6日現在) |
Happymodel Moblite6 1S 65mm セット内容
- Happymodel Moblite6 1S 65mm ドローン本体 × 1
- 1s 300mah リポバッテリー × 2
- 1S USB 充電器 × 1
- プロペラ取り外しツール × 1
- ドライバー × 1
- 予備のフレーム
- 収納ケース × 1
Happymodel Moblite6 1S 65mm レビュー
外観
まずは簡単に外観から紹介します。
FC、ESC、VTX、レシーバーが一体型のボードになっていて、変わった形状をしています。
基板はホームベースみたいな形をしていて軽量化されている感じです。
Moblite7の時もそうでしたが、少しフレームが歪んでいるようにも見えますが、これが通常仕様なのかも。
個体差があるかもしれませんが、他の方のMoblite6も曲がっていたので。
カメラ角度は簡単に変更可能。
スポンジがカメラとフレームの間に入っていて、カメラはFCの後ろの部分からきているTPUで引っ張られている感じで固定されています。
重量
超軽量の18.5g。
300mAhのバッテリーをつんでも26gとかなり軽量です。
モーター
モーターは新しく発売された「Happymodel 0802 19000KV」。
Moblite6 ベータフライトの設定
まずはデフォルトの値から紹介します。
ポート
ポートはこんな感じ。
スマートオーディオ 対応で、VTXの出力は25mW または200mWに変更できます。
基本設定
モーターはデフォルトでリバースの設定になっていました。
その他のデフォルトの設定はこんな感じです。
電源バッテリー
電源バッテリーのデフォルの値はこんな感じです
PID
PIDのデフォルトの値はこんな感じ。ベータフライトのバージョンは古いものが入っているのでスライダーは使えないです。
モード
モードのデフォルトの値。
LED
このドローンはFCのボードにLEDが搭載されていて、光る色を変更することができます。
Moblite6 ファームウェアのアップデート
ベータフライトのファームウェアは古いバージョン「3.5.7」がインストールされています。
このバージョンだとフタバの通信方式「S-FHSS」は使えないので、自分はファームウェアのアップデートを行いました。
Frskyのバージョンを購入して、そのまま通信方式をFrskyで行う場合はファームウェアのアップは飛ばすだけなら絶対必須項目ではありません。ただファームウェアのバージョンが古いのでベータフライトコンフィグレーターも古いバージョンを使用しないと設定できない項目があるかもしれません(検証したわけではないです)。
設定情報のバックアップ
まずはファームウェアをアップする前にベータフライトに入っている設定情報のバックアップを行います。
ベータフライト に接続後、CLIコマンドラインに「dump all」と入力。
こんな感じで英語がズラズラ流れてきます。
画面の右下にあるファイルへ保存を選択して、すきな場所にバックアップファイルを保存します。
設定情報はテキストファイルで保存されます。
設定情報をバックアップしておくことにより、ファームを上げた後、その情報を書き込むことができるので、かんたんにもともと入っていた設定に戻すことができます。
また、それ以外にも、適当にベータフライト の設定をいじってしまい、うまく飛ばなくなってしまった、などなど。
そんな時でも最初に入っていた設定に戻すこともできます。
ファームウェアのアップデート
次にファームウェアのアップデートを行います。
ベータフライト に接続後「アップデートファームウェア」を選択します。
ファームウェアとバージョンを選択します。
ファームウェアは「CRAZYBEEF4FR」
バージョンは記事執筆時に最新だった「4.2.8」にすることにしました。
次に「ファームウェアの選択オンライン」をクリック。ファームウェアをネットから拾ってきてくれます。
次に「ファームウェアの更新」を選択。かってにDFUモードに変わってファームウェアの書き込みがはじまります。
ファームウェアの更新を1回クリックするだけだと、DFUモードに変わるだけでファームの書き込みが始まらない場合もあります。その場合はもう一度ファームウェアの更新をクリックすると書き込みが始まります。
書き込みが無事におわると「処理成功」と文字が変わります。
ベータフライトの設定情報を書き込む
ファームウェアのアップデートをするとベータフライトの状態はまっさらの状態になります。
これをファームウェアをあげる前の状態に戻すには、バックアップしたデーターを読み込んであげる必要があります。
まずはベータフライトに接続して、CLIコマンドライン移動します。
右下のファイルからロードを選択。
先ほどバックアップしたファイルを選択して、
実行をクリックすると設定情報の書き込みがはじまり、デフォルトの設定に戻ります。
VTXの設定
それとファームウェアをアップさせるとVTXの設定をする必要があります。設定方法に関しては「happymodel Moblite7」の記事で紹介しているので、わからない方は下の記事を参考にしてください。
>>Happymodel Moblite7 1S 75mm Ultra-light レビュー
通信方式 フタバに変更可能に
それとファームウェアをアップしたことにより通信方式を「S-FHSS」に変更することができます。
happymodel Moblite6 バインド方法
バインド方法をかんたんに紹介します。CLIコマンドラインに「help」と入力するとバインドさせるコマンドが簡単にわかります。
このベータフライトのバージョンだと「bind_rx」がバインドさせる時のコマンドになります。おそらくファームウェアをデフォルトの「3.5.7」だと違うコマンドだと思います。
bind_rx
とCLIコマンドライン入力して、エンターキーを押します。
Binding......と画面に表示されますので、送信機側からバインド作業をおこないます。フタバ純正の送信機の場合、「S-FHSS」の電波が出ている状態に設定さえしていれば、送信機の電源を入れるだけで自動でバインドされます。
よくあるマルチプロトコルの送信機の場合、ベータフライト で設定している通信方式に合わせて送信機側からバインドボタンを押したりして、バインドさせます。
バインドが完了すると、たしか機体のLEDライトが点滅したりしたような気がします。
happymodel Moblite6 テストフライト
かんたんに何分くらい飛ぶかテストしてきました。
何本が使用したことのある300mAhのバッテリーを使って飛ばして3分くらいはいけたので、個人的には十分なフライト時間です。
最後クラッシュしてしまったので、もうちょっと飛ぶと思います(クラッシュというかスロットルをあげてもあまりパワーがでなくなって落ちた感じ)
最後に
まだ4本くらいしか飛ばしてないので、今後、何本か飛ばしてみて気づいたことがありましたらブログに追記します。