今回は個人的におすすめしたいドローンをランキング形式で紹介していきます。
100g未満と100g以上のドローンでわけて紹介していきます。
※あくまで個人的にランキングをつけているだけであって、実際に売れている機種かはわかりません。100g以上の機種に関しては飛ばしたことのないドローンばかりですので、参考程度にしてください
※この記事はアマチュア無線免許を取得しないでも飛ばせる、FPVの映像が2.4Ghzのドローンの中から選んで紹介しています。
ドローンを選ぶ時のポイント
1.ドローンを飛ばすのが初めての方は
ドローンを飛ばしたことがない、初めての方は室内でも飛ばせる30g程度のプロペラガードがついているミニドローンで操縦練習するのが個人的にはいいと思っています。
室内でドローンを飛ばすだけなら、ロストする可能性がほぼないですし、プロペラガードのついている機種なら怪我をする危険性もほぼないです。
もちろん、人がいない、そしてドローンを飛ばしてもよい場所で、高度5m程度で半径20m程度で飛ばすなら、屋外でも問題ないと思いますが、少し操縦が上達してくると思わず高度をあげてしまったり、少し無茶な操縦をしてしまいロストしてしまうケースなどがあります。
2.重量によって規制が変わってきます
ドローンと言っても重量によって、規制などが変わってきます。この記事ではあまり深く法律については記載しませんが「100g以上=無人航空機」「100g未満=模型飛行機」と呼び方が変わってきます。
100g以上のドローン
100g以上のドローンは無人航空機と定義され、無人航空機の法律を守って飛ばす必要があります。
無人航空機については国土交通省のホームページで確認するのがいいかと思います↓
100g未満のドローン
100g未満のドローンは「模型飛行機」になるので、上のリンク先の「無人航空機の飛行禁止空域と飛行の方法」をすべて守る必要はありません。
だからといって、どこでも飛ばせるというわけではないので、難しいところなんですけどね。
「模型飛行機(100g未満のドローン)」の飛ばせる場所に関して詳しく調べたい方はネットで検索してみてください。
100g未満のメリットデメリット
100gを境目として「無人航空機」と「模型飛行機」にわかれるので、この記事でも100g未満と100g以上のドローンでわけて、メリットやデメリットを紹介します。
【メリット】
- 100g未満のドローンは無人航空機の法律の規制対象外になるので、飛ばせる場所が100g以上の機種よりは多い
- 価格が100g以上のものと比較すると安い
- 軽量で小型、プロペラガード付きのドローンが多数あり、初心者が室内で操縦練習することができる
- 2022年6月20日以降でもドローン登録制度に該当しないため、登録しないでも飛ばせる
【デメリット】
- 100g未満にはジンバル付きドローンはないので、ブレの少ない綺麗な空撮はむずかしい
100g 以上のメリットデメリット
【メリット】
- ジンバル付きのドローンで、綺麗な空撮ができる機種が多数あります。目的が綺麗な空撮をしたいなら100g以上のドローンを選ぶ必要あり
- 高性能のドローンが多く、いろいろな機能(RTH、自動追尾など)がある機種が多い
- 重量の比較的あるものが多いので、少しぐらいの風ならドローンを飛ばすことができる
【デメリット】
- 性能がいいぶん価格はどうしても高くなる
- 飛ばせる場所を見つけるのがたいへん(許可や申請、無人航空機の法律を守る必要があるため)
- 2022年6月20日以降は、ドローン登録システムに登録していないドローンは法律上、飛ばせない
- ドローン登録システムにドローンを登録するには1台900円〜とお金がかかる
- 2022年6月20日以降に購入するドローンはドローン登録システムに登録と、リモートIDの搭載が法律で義務付けられているのでいろいろ大変
3.目的が綺麗な空撮をしたい人は
綺麗なブレのない空撮が目的の方はジンバル付きのドローンを購入した方がいいです。
電子補正のドローンでもそこそこ綺麗な空撮はできますが、ジンバル付きのドローンには勝てません。
ジンバル付きのドローンは重量が一番軽い機種でも200g近くあり、「無人航空機」に分類される重量です。
ですので、綺麗な空撮が目的の方はドローンを登録することが必須と思っておいた方がいいです。
【2024年版】100g未満 ドローンランキング
まずは100g未満の機種から、個人的におすすめしたいドローンをランキング形式で紹介していきます。
LINK子供のおもちゃにおすすめしたいドローン10選
1位.DJI Tello
画質 | HD720P フレームレート30(ジンバルなし) 写真: 5MP (2592x1936) |
---|---|
重量 | 80g |
スピード | 8m/s |
伝送距離 | 100m(タブレットwifi) |
飛行時間 | 13分 |
付属品 | 本体:1 バッテリー:1個 プロペラ:8枚 プロペラガード:1セット |
価格 | 12800円 |
その他の機能 | パソコンで組んだプログラミングで ドローンを動かす事ができるetc |
発売から2年以上経過しましたが、いまだに人気のある200g未満のドローンです。
やはりメーカーがDJIということもあり、いろいろな面で安心感もありますし、購入特典として賠償責任保険が無償で1年間つきます。対人、対物損害時に適用され、最高賠償額は1000万円です。商品到着後に自分で申し込む必要はありますが、かなり嬉しい特典です。
ただし送信機はついてこないので、スマホ以外でTelloを操縦したい場合は、別売りの送信機を購入する必要があります。
2位.Holy Stone ミニドローン HS420
カメラ | HD1280×720P カメラ角度は真下まで調整できます |
---|---|
FPVの映像の距離 | 20m〜30m程度(スマホに飛んでくる映像の距離) |
重量 | 46 g |
送信機での操作距離 | 約100m(障害物なし、干渉なし) |
製品サイズ | 84×90×34mm |
バッテリー | 3.7V 300mAh 充電時間:約60分 |
周波数 | 2.4Ghz |
色 | オレンジ |
技適マーク | 211-200408 211-200407 |
価格 | 6871円(2024年3月11日時点28%OFFでの価格) |
重量が軽く小さいので室内で操縦練習にも適しているドローンです。
カメラはおまけ程度で綺麗な空撮はできませんが、遊びで撮影してみてもいいと思います。
重量が軽いので風のある日は外で飛ばせませんが、初心者におすすめのドローンです。
3位.HOVERAir X1 Smart
HOVERAir X1 Smartは、自撮りをかんたんにできるように設計されているドローン。
自動追尾機能もついているので、対象物をトラッキングさせながら撮影することもできます。
4位.Holy Stone GPS搭載カメラ付きドローンHS155
型番 | HS155 |
重量 | 98g(ご注意:本製品の重量は100g未満であるため、屋外で飛行する場合は無風状態で操作することをお勧めします。) |
使用時間 | バッテリー1個の場合:14分;バッテリー3個合計:42分 |
サイズ | 25.2*17.2*4.1㎝ |
機体バッテリー 容量: | 3.85V 950mAh |
充電時間 | 約60分 |
送信機操作頻度 | 2.452~2.474GHz |
送信機操作距離 | 150m(障害物なし、干渉なし) |
操作モード | モード1/2自由転換可(デフォルトモードはモード2) |
送信機電池 | 3*1.5V AAA電池(付属なし) |
録画 | TFカード側:1920×1080P;スマホ側:1280×720P |
カメラレンズ角度 | 120° |
リアルタイム距離 | 100m(信号干渉なし) |
写真/映像形式 | JPEG/MP4 |
対応TFカード | Class10以上;32G;FAT32 |
100g未満のトイドローンで唯一のGPS付きです。
オートリターンや自動飛行することも可能です。
動画や写真をマイクロSDに録画することも可能。100g未満の完成機でGPS搭載ドローンが欲しいならこれ一択です。
5位.Holy Stone カメラ付きドローンHS130
型番 | HS130 |
本体重量 | 95.2g |
飛行時間 | 11分間(バッテリー3個で33分間) |
サイズ | 折り畳み時:12.6*7.9*4.8cm;展開時:23.6*20*4.8cm |
送信機周波数 | 2.4GHz |
送信機の操作距離 | 100m(障害物なし、干渉なし) |
バッテリー容量: | 3.7V 800mAh 2.96Wh |
充電時間: | 約70分間 |
カメラ調整範囲: | 90°~0° |
画素数: | 1920*1080P |
リアルタイム伝送距離 | 60m(障害物なし、干渉なし) |
技適番号 | 211-200716/211-200717 |
コスパのいいドローンだと思います。トリムの調整とジャイロのリセットをすればそこそこ安定したホバリングができます。
スピードも3段階で調整できて、飛ばしていて楽しいです。画質は良くはありませんが、スマホのアプリを使ってドローンのカメラからの映像を録画することもできます。
6位.Holyton HT25 ドローン
カメラ | 1920×1080P(写真) 1280×720P(映像) |
操作距離 | 送信機:約30m(障害物なし、干渉なし) FPVの映像:約30m(障害物なし、干渉なし) |
重量 | 57g |
バッテリー | 3.85V 730mAh 充電時間:90~100分間 |
周波数 | 送信機、FPVともに2.4Ghz |
操作モード | モード1/2自由転換可(デフォルトモードはモード2) |
サイズ | 88 × 55 × 45㎜(折り畳み式) 134*126*45㎜(展開式) |
飛行時間 | 11分 |
価格 | 6210円(2024年3月11日時点25%OFFでの価格) |
重量は100g未満ですが、FPVカメラ付きで空撮もできます。カメラの角度も変更可能。スピードもそこそこ出てキビキビ飛びます。
7位.Holy Stone ミニドローンHS210 系
画質 | 720p |
---|---|
重量 | 33g |
伝送距離 | 最大50-80メートル(障害物なし、干渉なし) たぶんドローンから飛んでくるFPV画像の距離は50mもないと思います。 |
周波数 | 2.4Ghz |
飛行時間 | 5分(バッテリー3個付き) |
バッテリー | 3.7V 300mAh |
操作モード | モード1/モード2 変更可能 |
機体のサイズ | 82×90×27mm |
価格 | 6392円(2024年3月11日時点20%OFFでの価格) |
その他の機能 | ・ヘッドレスモード ・高度維持機能 |
カメラ付きで空撮もできますし、室内での操縦練習にもいいと思います。
室内でスマホに飛んでくる映像をみながらFPV飛行をしてもおもしろいかもしれません。
8位.Holy Stone 小型ドローン HS450
画質 | カメラなし |
---|---|
重量 | 31g |
伝送距離 | 50m |
周波数 | 2.4Ghz |
飛行時間 | 6分(バッテリー3個つき) |
バッテリー | 31g |
操作モード | モード1/モード2 変更可能 |
機体のサイズ | 83X89X39mm |
価格 | 4680円(2024年3月11日時点15%OFFで購入可能) |
その他の機能 | 障害物センサー付き |
価格が安くデザインが気に入ったので5位にしました。
カメラはついていないので空撮はできません。
精度はよくありませんが、障害物センサーがついています。
9位.Holyton HT20 ドローン
カメラ | なし |
重量 | 31g |
フライト時間 | 7分 |
電波の種類 | 2.4Ghz |
操作距離 | 約50m(障害物なし、干渉なし) |
バッテリー容量 | 3.7V 250mAh 充電時間:50分 |
操作モード | モード1/モード2 変更可能 |
価格 | 4590円(2024年3月11日現在) |
プロペラガードが上部にもついていて安全性が高いです。重量が軽いので室内練習用としても適しています。
10位.Holy Stone 対戦型ドローン HS450-B
カメラ | なし |
重量 | 35g |
バッテリー | 電圧:3.7V |
操作距離 | 最大50m(障害物なし、干渉なし) |
飛行時間 | 6分 |
サイズ | 8.3 x 8.9 x 3.9 cm |
価格 | 7260円(2024年3月11日現在2000円OFF適応しての価格) |
2台セットで販売されていて対戦できるドローンです。対戦機能はおまけ程度ですが、操縦練習ようにいいと思います。
【2024年版】100g以上の機種
ここからは100g以上のドローンを紹介します。飛ばしたことのない機種ばかりなので、勝手にランキングをつけるのはやめました。
とりあえずファームウェアのアップだけで、リモートID対応になる機種を選んで紹介します。
※100g以上の機種になるので、2022年6月19日までに登録を済ませていない場合は、リモートIDを搭載することが必須の機種になります。
DJI Mini 2 SE
DJI Mini 2 SEは、DJIが提供する軽量で価格帯が安いドローンです。
初心者や趣味で空撮を楽しみたい方に最適なモデルで、価格と性能のバランスが取れた製品です。
DJI Mini 4 PRO
2023年の9月ごろに発売されたミニシリーズの最新機種。価格を抑えながらも最新の技術をつめこんだ機種です。
DJI Mavic 3 Pro
DJI Mavic 3 Proは、DJIの最新かつ最上位クラスのドローンで、特に空撮やプロフェッショナルな映像制作に適したモデルです。以下は、Mavic 3 Proの主要な特徴です。
主な特徴:
- トリプルカメラシステム:
- 24mmの広角カメラ(4/3型CMOS、Hasselblad製)で高品質な静止画と動画撮影が可能。
- 70mmの中望遠カメラ、さらに166mmの望遠カメラを搭載しており、様々な焦点距離での撮影に対応。
- 驚異的な画質:
- 5.1K動画の撮影に対応し、プロフェッショナルな映像制作に求められる高解像度の映像を提供。
- 10-bit D-Logでのカラーグレーディングにも対応しており、より広いダイナミックレンジで色補正が可能。
- 飛行性能:
- 最大46分の飛行時間が可能な大容量バッテリーを搭載しており、長時間の撮影が可能。
- 全方向障害物センサーが搭載されているため、障害物を自動で回避し、衝突のリスクを軽減。
- 高精度のGPS:
- 高精度のRTK(リアルタイムキネマティック)システムに対応し、より正確な位置情報を取得して安定した飛行が可能。
- スマート機能:
- 「アクティブトラック5.0」などのAI技術を駆使した機能により、被写体を自動で追尾しながら撮影が可能。
- 「マスタショット」機能は、数タップでプロのような映像を自動で生成します。
- 優れた制御距離と伝送性能:
- 最大15kmの映像伝送範囲を誇り、O3+映像伝送技術を採用し、安定した高品質の映像をリアルタイムで送信。
DJI Mavic 3 Proは、プロフェッショナルな映像制作から、趣味の空撮まで幅広く対応できるドローンで、特に多様な撮影シーンに対応できるカメラ性能が際立っています。
DJI Neo
ドローン単体でも購入できるし、送信機とセットでも購入できるドローンです
ドローン単体で自動追尾させながら撮影できるし、スマホを使ってドローンを操作することもできます。
送信機と接続すれば一般的なドローンと 同じように撮影も可能です。
それとDJIGoogle3と互換性があるので、ゴーグルを購入してFPV飛行も楽しめます。
本体重量は135gで100g切ってくれなかったところは少し残念です。
DJI Avata 2
DJI Avata 2は、FPV(ファーストパーソンビュー)飛行体験を強化した最新のドローンです。FPVモードを使用することで、パイロットがドローンの視点で飛行を体感でき、臨場感あふれる飛行が可能です。以下がその主な特徴です。
主な特徴
- カメラ性能:
- Avata 2は、1/1.3インチの12MPセンサーを搭載し、155度の広視野角を提供します。
- 最大4K/60fps HDRビデオや、2.7K/120fpsのスローモーション撮影が可能で、映像のクオリティが非常に高いです。
- DJIの10ビットD-Log Mカラーをサポートしており、後処理の柔軟性を向上させています
- ゴーグルとコントローラー:
- DJI Goggles 3は新しいヘッドトラッキング機能を備え、頭の動きに合わせてカメラの向きを調整でき、より没入感のある体験が可能です。
- RC Motion Controller 3は直感的な操作が可能で、特に初心者向けに設計されています。腕の動きでドローンを簡単に操作でき、滑らかなフライトが実現します
- 耐久性と飛行性能:
- バッテリーは1個最大23分の飛行時間です。Fly More Combo購入すればバッテリー予備2本あるので、さらに長時間の飛行が可能です
DJI Avata 2は、初心者から上級者まで楽しめるFPVドローンで、撮影と同じくらいフライトを楽しみたい方にとっておすすめできるドローンです。
最後に
100g未満のドローンに関しては、2024年3月現在で発売されているドローンの中から、自分の好きな機種をランキング形式で紹介させていただきました。
購入する時の参考になれば幸いです。