今回は「Happymodel」から発売されたCrux3 3インチドローンを紹介します。
形状は「Toothpick」系のドローンで3インチサイズながら、重量は40gちょいで機体の軽いドローンです。
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Happymodel 1-2S Crux3 3インチドローン スペック
カメラ | Caddx ANT 1200tvl camera |
---|---|
重量 | 41g(バッテリーなしの重量) |
フレーム | Wheelbase: 115mm Size: 97mmx97mmx35mm(without propellers) |
FC | (Frsky SPI RX version) CRAZYBEEX FR V2.2 FC Firmware target: CrazybeeF4FR (Flysky SPI RX version) CRAZYBEEX FS V2.2 FC Firmware target: CrazybeeF4FS (DSM2/X SPI RX version)CRAZYBEEX DXS V1.0 FC firmware |
ESC | Built-in 5A(each) Blheli_S 4in1 ESC Dshot600 ready |
VTX | Output power: 25mw~200mw switchable |
モーター | New 1202.5 brushless motor |
レシーバー | いろいろ選択可能 詳しくは商品ページで! |
価格 | 97ドルくらい(2020年9月27日時点、Makerfire) |
Happymodel 1-2S Crux3 3インチドローンセット内容
1*Crux3 Frame and canopy
4*Happymodel EX1202.5 KV6400 brushless motor
1*Gemfan 3018 bi-blade Propellers(4cw+4ccw)
1*Caddx Ant 1200TVL Global WDR with OSD 2g Ultra Light Nano FPV Camera
1*5.8G 25mw~200mw 40ch vtx (Flight controller built-in)
1*Screw Driver
1*Propeller disassemble tool
1*Happymodel Handbag
Happymodel 1-2S Crux3 3インチドローン 設定
ベータフライトのバージョン
ベータフライトは CrazybeeF4FRの「3.5.7」というかなり古いものが入っていました(VTXテーブルもないやつ)。
すぐにファームウェアをアップしようとも思いましたが、とりあえずデフォルトの設定内容をスクショしてからにすることに。
ポート
ポートはこんな感じ。
スマートオーディオ対応です。
基本設定
ペラの回転はデフォルトで逆回転仕様。
その他、デフォルトの値はこんな感じ。
PID
PIDはとりあえずファームを上げてから、スライダーONにしていつも通り全部真ん中の値にしてしまおうかと思っています。
RATE
RATEの値はこんな感じ。
これは後でいつもの値に変更する予定。
ファームウェアのアップデート
ファームウェアが古すぎるので、CLIコマンドラインにて「dump all」をとってアップデートをすることに。
2020年12月20日時点最新の「4.2.5」を選択。
「ファームウェアを選択」をクリック。
「ファームウェアを更新」を1回クリックするとDFUモードに移行。
もういっかい「ファームウェアを更新」をクリックすると書き換えがスタート。
ファームウェアの更新処理が完了すると、上の画像のような画面になります。
ベータフライト設定を変更したところ
ファームウェアの書き換をすると設定されていた情報がリセットされ、ベータフライトに再接続すると上のようなポップアップがでます。
先ほど保存した「dump all」のファイルを読み込んで設定を入れるので、ポップアップの選択はどっちでもいいような気もしますが、自分の場合はいつも「カスタム初期値を適応」を選択しています。
設定の値を入れる
ファームのアップデートをしたので設定がリセットされた状態になっていますので、CLIコマンドラインから「ファイルからロード」を選択して、最初にとった「dump all」のファイルを読み込み、デフォルトの設定内容をベータフライトに書き込みます。
ファームウェアを「4.2.5」にアップしましたので、映像伝送タブにVTXテーブルを入れてあげます(デフォルトのファームの場合映像伝送タブはありません)。
上の画像の黄色い文字の部分「こちらのページから進みます」をクリックするとVTXテーブルのダウンロード画面に移行します。
スマートオーディオ2.0(USA)をダウンロードします。
Mac OSを使用している場合はたしか「command + クリック」→「リンク先のファイルをダウンロード」でファイルをダウンロードします。
テキストファイルでダウンロードされるのでファイル名を変更で拡張子をtxtファイルから「json」に変更します。
windowsの場合はダウンロードした時点で拡張子が「json」かもしれません。
「ファイルからロード」を選択して先ほどダウンロードした「json」ファイルを読み込んであげればVTXテーブルが読み込まれます。
Futaba S-FHSSに変更
僕は双葉のT10Jを使用しているので通信方式をS-FHSSに変更しました。
ちなみにファームウェアを「3.5.7」だとたしか通信方式はS-FHSSに変更できなかった気がします。
チャンネルマップ
チャンネルマップをAETRに変更します(自分はモード2を使用)
RATEの変更
RATEはいつも通り自分好みに変更しました。
1.98 0.64 0.21
1.98 0.64 0.21
1.65 0.64 0.21
下の方で埋め込んでいる動画はこのRATEでフライトしています。
Happymodel 1-2S Crux3 3インチドローン の特徴
専用のインスタ360GOマウントつき
専用のインスタ360Goマウント付きです。
専用といっても、結束バンドでとめるだけなんですけど。
キャノピーのとめるネジ付近がほそくなっているので、Insta360Goを搭載していると重さもあってか、クラッシュするとキャノピーが折れます。
とりあえず自分はクラッシュ時に折れましたw
バッテリーは輪ゴムで装着
それとバッテリーは輪ゴムでつける感じですか…..
そこはうまくできなかったのでしょうか。
ストラップで止める形にすればよかったのに。
ちょっと前にレビューした「FullSpeed TinyPusher 1.5」もバッテリーを輪ゴムで取り付ける方式でしたが….
重量は軽い
重量は42gでとても軽いですね。
ただ軽くて2sでもパワー不足を感じないで飛ばすことができました。
Happymodel 1-2S Crux3 飛ばしてきました
実際に飛ばしてきたんですけど、一言でいうと飛ばしていて楽しいです。
バッテリー2s 300mAhで飛ばしてきたんですけど飛行時間は3分以上余裕で飛ぶし、Insta360Goを搭載しても少し重さは感じますが、ぜんぜん飛ばせます。
パワー不足かと思っていましたが、重量が軽いのでフリースタイルっぽい動きもできるし、楽しい!!。
ただフレームは細いし、キャノピーの強度は弱いので少し派手にクラッシュしたら壊れそうです。
Insta360Goを搭載しているせいもあってか、本日クラッシュ時にキャノピーのネジを止める部分が折れてしまいました。
まぁキャノピーを変えるだけで済みそうなのでOKですけど。
たぶん下が硬いところでクラッシュしたら、いろんなところがぶっ壊れるかもしれないです。
機体を購入するなら、キャノピーとフレームも一緒に買った方がいいかも。
それとFPVカメラが「Caddx Ant」を使用しているため見やすいです。
自分は林で飛ばすことが多いのですが、木の枝もみえるくらいでいい感じです。
最後に
飛ばしていて気持ちの良いドローンでした。
イマイチだと思ったところはバッテリーをとめるのが、輪ゴムだというところ。
うまくバッテリーストラップで固定できるように設計されていて欲しかったです。
まぁ工夫すればなんとかなりそうですが、自分苦手なんでw
バッテリーを入れても余裕で100g未満で納められるので、今後、法規制され200gから100gに変更になっても「無人航空機」ではなく「模型飛行機」の分類になるところも魅力的だと思います。