DJIの人気のドローン「PHANTOMシリーズ」は「Phantom3」「Phantom4」「Phantom 4 ADVANCED」「Phantom 4 Pro」とかなり種類があります。
今回はその中から「DJI PHANTOM 4 PRO」と「DJI PHANTOM 4 Advance」の比較をしたいと思います。
2019年11月現在、大人気だったDJIのPhantomシリーズは生産中止になっています。ドローンといえばPhantomというくらい人気のモデルだったんですけどね。
PHANTOM4 PROとAdvanceのスペック比較
価格 | 179000円 | 204000円 |
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寸法 | 289.5 × 289.5 × 196 mm (L×W×H) | 289.5 × 289.5 × 196 mm (L×W×H) |
重量 | 1368 g | 1388 g |
飛行性能 | 最大飛行時間: 30分 最大速度: 72 km/h (S - モード) 50 km/h (P - モード) |
最大飛行時間: 30分 最大速度: 72 km/h (S-モード) 50 km/h (P-モード) |
インテリジェント・フライトモード | アクティブトラック タップフライ トライポッドモード ドロー) ジェスチャーモード ポイント・オブ・インタレスト コースロック ホームロック フォローミー ウェイポイント |
アクティブトラック、タップフライ トライポッドモード ドロー、ジェスチャーモード ポイント・オブ・インタレスト コースロック ホームロック フォローミー ウェイポイント |
撮影 | 3軸メカニカルジンバル 1インチCMOS メカニカルシャッター 最大動画解像度 4K@60fps 最大画像サイズ: 2,000万画素 |
3軸メカニカルジンバル 1インチCMOS メカニカルシャッター 最大動画解像度 4K @60 fps 4k @60 fps 最大画像サイズ: 2,000万画素 |
障害物検知 | 前方障害物認識範囲: 0.7~15 m
2方向障害物検知センサー |
前方・後方障害物認識範囲: 0.7~15m 両側のTOF: 0.2~7 m5方向障害物検知センサー |
コントロールモード | 送信機 | 送信機 |
最大伝送距離(障害物や電波干渉がない場合) | 送信機: 2.400~2.483 GHz FCC: 7000 m CE: 3500 m SRRC: 4000 m |
送信機: 2.400~2.483 GHz FCC: 7000 m CE: 3500 m SRRC: 4000 m 5.725~5.825 GHz FCC: 7000 m CE: 2000 m SRRC: 5000 m |
「FlightAutonomy(フライトオートノミー)システム用の2つのリアビジョンセンサー」と「赤外線センサー」が「PHANTOM 4 PRO」のほうにはあります。
これにより「PHANTOM 4 PRO」はかなり安全性が高い機種になっているといえるでしょう。価格は「PHANTOM 4 PRO」の方が、25000円高くなりますけどね。
※重量は「PHANTOM 4 PRO」が20g程度重たいです
FlightAutonomy (フライトオートノミー) とは
FlightAutonomy (フライトオートノミー) とは、進化した飛行知能を持つ自動飛行プラットフォームのことです。FlightAutonomy (フライトオートノミー) は、7 台のカメラ (前方、後方、下方にあるデュアル・ステレオ・ビジョン・センサーとメインカメラ) 、赤外線認識システム、デュアルバンド衛星測位システム (GPS とGLONASS) 、下方にある 2台の超音波距離計、冗長性を備えた IMU とコンパス、パワフルな専用コンピューティングコアの一群を含む 10 の部品グループの複雑なネットワークで構成されています。Phantom 4 Pro は、周囲のリアルタイムビューや近くの障害物の高度と位置についての情報を取得し、自身の位置を示すことができる3Dマップを作成します。IMU とコンパスは、重要な飛行状況、速度および方向の情報を収集すると同時に、冗長化された IMU とコンパスが重要なデータをモニターし、考えられるエラーを除外します。これによりフライトの信頼性が飛躍的に向上します。
両サイドの赤外線センサー
Phantom 4 Proは、DJIで赤外線検知システムを初めて採用した機種。
機体の左右に搭載した赤外線センサーは、赤外線 3D スキャンを使用し、機体と障害物との距離を測定するとのこと。
これが装備されたことにより、自動飛行(FlightAutonomy)の性能と安全性が格段にあがります。
まとめ
「Phantom 4 Advance」と「Phantom 4 Pro」の違いは「赤外線センサー」の"有無"ぐらいです。
Phantom 4 Proには赤外線センサーがついているので、より安全性が高い機種になっています。そしてそれを踏まえてどちらを購入するかを考えるなら、FlightAutonomy (フライトオートノミー)といった自動飛行を頻繁に使用したいと思っている人は、「Phantom 4 Pro」、反対に、空撮の画質性能は2機種とも変わらないので、目視飛行しかしない方は、「DJI PHANTOM 4 Advance」で十分なのかなぁと個人的には思います。
まぁお金に余裕があるなら、「Phantom 4 Pro」の方がいいと思いますけどね!
あとで後悔するのはいやなので!(笑)
2019年11月現在、大人気だったDJIのPhantomシリーズは生産中止になっています。ドローンといえばPhantomというくらい人気のモデルだったんですけどね。