今回は「SPC Maker Mini Whale HD 78mm」のVTXの交換とブザーの取り付け方法を紹介します。
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【VTX交換とブザーの取り付け】SPC Maker Mini Whale HD 78mm
動画でも紹介しています。ほぼノーカット、編集なしの動画ですのでだらだらと長いです(笑)
しかも細かい部分は手で隠れてしまって見えなかったり、
だらだらと長い動画ですが、よかったらご視聴ください。
この動画を元に記事を作成していきます。
SPC Maker Mini Whale HD 78mm 分解
まずはドローン本体を分解していきます。
キャノピー上部にネジがあるのと、カメラの両サイドのネジ、
ドローン裏側のネジをとります。
こちらはキャノピーを取り外したところです。
基盤構成は、上から順にいくと、
VTX、FC、DVR基盤、ESCになっています。
ちなみにこちらのマイクロドローンは説明書付きなので、初心者に親切なマイクロドローンになっていますね。
VTXの交換
当初はVTXの交換で使う配線を、ドローンの基盤側についているものをそのまま使う予定でしたが、VTXについている配線が思うようにはずれなかったので、
今回は交換するVTXについている配線つかうことにします。
ハンダつけに自信がない人は、配線と配線を直接ハンダつけして、直結部分を絶縁テープなどで保護させる方法もあります。
当初、自分も配線と配線を直結させて、はんだする方法をとっていましたが、見栄えが悪いので今はやめました。
配線と配線を直結させる方法なら、ピッチの狭い精密基盤にはんだつけをする必要がないのでとても簡単です。
配線もほぼ同じ色どおしを直結させれば機能します。
基本的にVTXで使われている配線の色は、
video(映像):黄色
スマートオーディオ:緑か白
電源:赤
アース:黒
です。それと交換するVTXの電源は対応している電圧があるので、交換するときはそこらへんくらいは注意してください。
以前に、電圧関係で自分は失敗した例としては、3.3-5.5Vまでしか対応していない「VTX03S」に、5.5v以上の電圧送ってしまい、煙がモクモクあがってVTXがぶっ壊れるという、失敗をした経験があります。
ですので、電圧は調べておいた方がいいです。
基本的には50g~100gくらいのマイクロドローンには3.3-5.5Vくらい対応しているVTXが合うことが多いです。
200g未満の機種でも、3インチ機くらいになると7v以上の電圧のものもあるので注意してください。
ちなみに5.5vまでの電圧でおすすめのVTXは「Eachine VTX03S」
それ以上のものは7V~24Vまで対応の「Eachine TX805」あたりがおすすめです。
両方とも価格が安く戸澤さんのところで系統図が入手できますので、開局申請をすることができます。
戸澤さんについて詳しくは下の記事で紹介しています↓↓

上の画像は基盤側の配線を4本とりはずしたところ。
取り外した配線。
あとはVTXの配線をFCにつないでいきます。
こんな感じではんだつけしました。
ブザーの取り付け
上の画像はブザーの配線を取り付けた後のもの。
赤の配線をブザーの「+極性」、黒の配線はブザーの「−極性」に取り付けています。
基盤のピッチが狭いので、はんだがとなりどうしくっつかないように注意してつけていきます。
それと基盤にはんだつけするときは「フラックス」をつけた方がのりがよくなるようですので、つけた方がいいですよ。
あとはブザーを取り付ければOK。
ちなみにブザーの取り付け位置とVTXの取り付け位置は、
こんな感じになりました(笑)
「Eachine VTX03S」は価格が安くて、系統図が入手できるのでおすすめできるんですけど、ネジでとめるようのビス穴がないのがイマイチなポイントなんですよね。だからタイラップでとめることが今回のようによくあります。
ブザーに関してはグルーガンも使ってとめました。
まとめ
「SPC Maker Mini Whale HD 78mm」は説明書がついてくるし、VTX交換が簡単にできるので初心者におすすめできるマイクロドローンです。気になる方はbanggoodでチェックしてみてください。
ただイマイチなポイントもあって、「SPC Maker Mini Whale HD 78mm」はバッテリーの持ちが悪いです。
かなりキビキビしたスピードのあるフライトを楽しめますが、2s300mahで3分もたないくらいでした。
セッティングやバッテリーを少し大きめのものにすれば、改善されるかもしれませんけどね
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