自作ドローンをつくるときに悩むのがパーツ選びです。
フレームを選んで、それに合うモーターやFCを選んだり。
そのパーツ選定が楽しい!って人もいますが、ドローン初心者にとっては悩んでしまう作業です。
それと200g未満のドローンを作ろうとしていたのに、バッテリーを積むと200g超えてしまって無人航空機の規制対象のドローンになってしまうこともあります。
そこでパーツ選びをどれにすればいいかわからない??そんな感じの自作ドローン初心者におすすめなのが「自作ドローンキット」です。
メーカーで考えられたパーツ選定をしているので、普通に飛ぶことは保証されていますし、パーツ選びに失敗して
- フレームにすべてのパーツがうまく乗せられない
- モーターのサイズを失敗した
- ネジが足りない
- バッテリーストラップがない
- プロペラのサイズを間違えた
などなど、いろいろミスをしないで済みます。
それと総重量などの記載もありますので、200g未満のドローンを作りたいのか?または200g以上のドローンが作りたいのか?
かんたんに選択することも可能です。
※この記事で紹介している自作ドローンキットは5.8Ghzの電波を使用する商品ですので、アマチュア無線免許の取得と無線局の開局手続きが必要になります
※下の動画はいちばん最近作った自作ドローン↓↓↓2022年1月にビルドしたフリースタイル機です。古いパーツや、安物パーツなども使用していますが、普通に飛びます。パーツ構成はYoutubeの動画の概要欄に記載しています
【自作ドローンの作り方】初心者におすすめの自作キット まとめ
自作ドローンキットはパーツ選択が最適化されているメリットはありますが、デメリットもありVTXの開局問題です。
自分が自作キットを1台組み立てた時は、VTXだけすでに開局されているものと交換して組み上げました。
もちろん、自作キットについているVTXの系統図を入手できる人は問題なしです。
ただ自作キットが到着してから開局申請をするとなると、飛ばすまでに1ヶ月くらいはかかるので、早く飛ばしたい人は開局済みのVTXと交換してしまうのがいちばんいいと思います。
URUAV UZ80 80mm
1sドローンなのに、フリースタイルなんかやったら面白そうなドローンです。
バッテリー入れても100g未満に余裕でおさまるので、今後法改正されて200g未満から100g未満になっても比較的に飛ばせる場所がみつけやすそうなところGOOD(2021年5月5日時点の情報)
価格は95ドルくらいでコスパもいい感じ。
ハンダを使わないでも組み立てができそうなDIYキット内容になっています。
URUAV UZ85 85mm
カメラ | Caddx ANT lite 1200tvl Camera |
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重量 | 36g |
フレーム | 85mm 機体のサイズ:115mmx115mmx45mm |
FC、ESC | (Frsky SPI RX version) CRAZYBEEX FR V1.0 FC Firmware target: CrazybeeF4FR (Flysky SPI RX version) CRAZYBEEX FS V1.0 FC Firmware target: CrazybeeF4FS (No receiver version) CRAZYBEEX PNP V1.0 Firmware target:CrazybeeF4DX MCU:STM32F411CEU6 (100MHZ, 512K FLASH) Sensor: MPU-6000(SPI connection) Board Size: 28.5 * 28.5MM Power Supply: 1-2S Battery Input (DC 2.9V-8.7V) Built-in 5A(each) Blheli_S 4in1 ESC Dshot600 Ready Built-in Betaflight OSD(SPI Control) Built-in 5.8G VTX Built-in SPI Frsky/Flysky Receiver or No Receiver Built-in 5V 1A BEC Built-in Voltage Detection |
ESC | MCU upgraded to EFM8BB21 Power Supply: 1S LiPo/LiPo HV Current: 5A Continuous, Peak 6A (3 seconds) Support BLHeliSuite Programmable Factory Firmware: S_H_50_REV16_7.HEX Default Protocol: DSHOT600 |
VTX | FC内蔵25mW |
モーター | 1102 10000KV Configu-ration:9N12P Stator Diamter:11mm Stator Length:2mm Shaft Diameter:Φ1.5mm Dimension(Dia.*Len):Φ13.5mm*16mm Weight(g):2.8g No.of Cells(Lipo):1-2S |
レシーバー | 内蔵Flysky/Frsky/レシーバーなしを選択可能 |
プロペラ | Blades:3 Material:PC Pitch:2.3Inch Prop Disk Diameter:52.17mm Center Thickness:5mm Center Hole Inner diameter:1/1.5mm 3 Holes Max Prop Width:8.94mm Weight:0.88g |
価格 | 8000円くらい |
初心者にかなりおすすめしたい自作ドローンキットです。
価格が安く85mmサイズのマイクロドローン が作れます。
カメラは「Caddx ANT lite」搭載で視界良好ですし、ほとんどはんだなしで組み立てられるようになっています。
iFlight TurboBee 160RS 165mm DIYキット
カメラ | 14 × 14mm nano camera |
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重量 | 100gくらい |
フレーム | ホイールベース:165mm |
FC | SucceX Micro F4 F1.5 Flight controller is 2-4s Lipo Compatible |
ESC | |
VTX | SucceX Micro300mW VTX |
モーター | XING 1404 3800KV motor |
レシーバー | なし |
価格 | 16000円くらい |
サイズは165mm(4インチ)と大きめですが、200g未満に収めることが可能。
DIYキット中では価格は高い方ですが、200g未満でパワフルに飛ぶドローンを作りたい人にはおすすめできるキットです。
こちらのキットはモーターとESCの接続はコネクタ式ではないので、ハンダつけが必要になります。
あとバッテリーの配線はハンダつけが必要です。
詳しくは下の記事で紹介しています↓
Eachine Tyro89 DIY 115mm
実際に作ったこはありませんが、このキットかなり良さそうです。
価格は1万円くらいでそこそこ安いですし、ハンダはほとんど使わないで組み立てられそうです。
詳しくは下の記事で紹介しています↓↓
Eachine Tyro69 105mm
レシーバーだけ別で購入する必要がありますが、価格は8000円くらいで購入できるドローン自作キットです。バッテリー入れて200g未満におさめることができます。
付属品に説明書はありませんでしたが、PDF形式でネット上に説明書があります。
ESCとモーターの接続、それとESCとバッテリーケーブルの配線をはんだつけする必要がありますが、それ以外ははんだつけなしで組み立てることができます。
自分が唯一組み立てたことのある自作ドローンキットはコレです!!
VTXだけカメラと一体型のものと交換して組み立てました。
2sで「Toothpick」みたいな飛び方を楽しめるので、面白いです。
詳しくは下の記事で紹介しています↓↓
Donut" 3 Inch 140mm Frame Kit
カメラ、VTX、レシーバーは別で購入する必要があります。
モーターはGR1408 3500KVを使用しているのでパワーのあるドローンが作れそうです。
商品スペックを見てみるとフレーム重量で75gになっているので、そのまま使用すると200g以上のドローンにはなってしまいそうです。
ダクトをなくしたり、フレームを軽量化すれば大丈夫かも。
Skystars Ghost Rider
バッテリー込みで200g未満で収められる自作ドローンキットです。
こちらもレシーバーは別で購入する必要があります。
4sまで対応しているようですね。
こちらの動画をみれば組み立ての概要がわかります。
SkyStar STX225 DIY version 225mm
レシーバーは別で購入する必要がありますが、価格が13000円くらいで安くてコスパはよさそうです。225mmなので、300gは余裕で超えるとおもいます。
レビュー動画をみてみるいい感じの自作ドローンキットのような気もします。
Eachine Tyro109
ホイールベースが210mmの5インチ機で200gは超えてしまう自作ドローンキットです。
価格は13000円くらいで購入できるので安くて組み立ての勉強にはよさそうですが、200g超えてしまうので飛ばすのに申請が必要になります。
ちなみに組み立てはこちらの動画が参考になります。
Eachine Tyro119 250mm
2019年10月22日の時点でまだ発売は開始されていませんがbanggoodで「在庫アラート」の状態になっていたので、もうすぐ発売されるとおもいます。
価格は13000円くらいで、レシーバー以外のパーツはほぼ揃っている感じですかね
Eachine Tyro129 280mm
もうこれなんか7インチ機になってしまうので、200g未満なんかにはおさまらない機種になってしまいすが、、、
商品ページには356gって記載されていますね。
でも価格は14000円くらいで購入できて安いんですよね。
DIPSで申請して飛ばすのを前提で購入してみるのもいいかもしれません。
ただ重量重いし、危険度は増すので初心者にはおすすめできません。
それとこれもレシーバーだけは別で購入する必要があります。
とりあえずyoutube動画のせときます。
Armattan Badger 5
自分は完成機を購入してしまいましたが、DIYモデルなら1万円くらい安く購入できます。
重量が200g以上の5インチフリースタイル機です。
ちょっと写真がわかりずらいですけど、組み立てると上のような画像の機体になります(カメラとマウントはついていません)。
デザインが気に入って購入しました。
APEX5 似ているフレームキット
アリエクスプレス ならAPEX5に似ているフレームで自作ドローンキットが販売されています。価格は1万円くらいで購入できますが
パーツはかなり古いものの組み合わせになっています。自作ドローンを組み立てる勉強にはなるかもしれません。
FPVカメラとレシーバーはついていなようです。それとESCがモーターごとにあるタイプ(4個)なので配線類が初心者にはちょっと難しいかもしれません。
自分も回路図がないと組めなそう。
MR STEELE APEX KIT BNF - 6S
ビルドのやり方は「MR STEELE」本人が動画で解説しているのでそのまま作れば完成させることが可能。
https://www.youtube.com/watch?v=wvl6c2W83jk&feature=emb_logo
ただしFCがkissでベータフライトとは設定方法が違うので注意が必要。
kissGIIを使ってドローン本体の設定を行います。
それとセット内容についているレシーバーはクロスファイアで日本では法律的に使えないので、レシーバーだけ別で購入する必要があります。
価格が6万円くらいして高いこととKissFCの設定方法の日本語解説動画はほぼないので初心者にはおすすめできません。
それと商品ページにはBNFと記載されていますが、パーツセットです。
実際にこのキットを使用して組んでみました。詳しくは下の記事で紹介しています↓
日本のアマゾンでも自作ドローンキットあり
実は日本のアマゾンでも自作ドローンキットは売っています。
詳しくは調べていませんが3インチ機より大きい200g以上のドローンが多そうです。
LHI 220mm未組み立てARFキット
サイズが220mmですので、重量の記載はありませんでしたが、200g以上でしょうね。
デザインがいまいちな気もしますが、とりあえず日本のアマゾンで16000円くらいで販売されています。
最後に
とりえあえずおすすめの自作ドローンキットは、組み上げてバッテリーを入れた重量でも100g未満になる「URUAV UZ80 80mm」でしょうか。
価格も安いし、フリスタっぽい動きもできて楽しく飛ばせます。
ハンダなしでも組み立てられるところもかんたんでいいですね。
今後気になるドローンの自作キットをみつけたら記事に追記していきます!!