5.8Ghzのドローンを飛ばすのには無線局の開局が必要になります。
無線局を開局すのに必要になってくるのは「そのドローンについてくるVTXの系統図」です。
この記事は系統図が入手できるVTXの中から、使いやすそうなVTX一を紹介しています。
ほとんど「日本ドローン協会会長 戸澤さん」のところで系統図を作成してくれるVTXをまとめているだけですけど。
ちなみに戸澤さんについては下の記事で詳しく紹介しています↓
勘違いしているものもあるかもしれませんので、念のため購入する前に戸澤さんにメールで確認してください。VTXを購入してからこの系統図はないよって言われないように。
無線局を開局してドローン(VTX)を登録するときは、先にVTXなり、ドローン本体(VTX)を先に購入してからでないと申請手続きはすることができません(VTXが手元にないのに先に申請するのはNG)。JARDに問い合わせたらルールですので、、、と言われてしまいました。ちなみTSSはVTXを何台まとめて申請しても金額は一緒です。たぶんJARDは一台1000円。ですのでTSSの場合、VTXが手元になくてもとりあえず使えそうなVTXをたくさん申請したいところですが、、、そんなルールとのことです。ちなみにTSSのVTXの追加申請の手数料は何台やっても一回につき4000円です。
200g未満のマイクロドローンに使いやすそうなVTX
まずは200g未満のマイクロドローン や3インチのドローンに使いやすそうなVTXを紹介していきます。
RUSH Tiny Tank Mini
350mW出力ができて小型のVTXです。小さいスペースにも設置できて人気のあるVTXです。
戸澤さんのところで系統図は入手可能。
TBS Unify Pro32 Nano 5G8
小さすぎるのでハンダが大変でしたが高品質なVTX。
最大400mWまで出力が可能です。
Whoop_VTX
価格も安いですし戸澤さんのところで系統図を入手できるVTXです。
純正でこのVTXを搭載しているドローンもたくさんあります(最近はあまり使用しているドローンはなさそうです)
「Whoop_VTX」をデフォルトで搭載しているドローンはこちら↓
Happymodel Larva X HD 125mm ↓↓
Eachine Twig 115mm ↓↓
Eachine NANO VTX
小型で400mW出力ができるVTXです。
戸澤さんのところで系統図は入手できるし、価格も安く個人的におすすめのVTX。
価格がやすくて飛距離もでていい感じでした。
Eachine TX06 700TVL
カメラと一体型のVTXを探しているなら「Eachine TX06」もおすすめ。
価格が安くコスパがいいです。
戸澤さんのところに系統図あり。
Happymodel Mobula6 HD と Mobula6
VTXの紹介の記事ですが、FC内蔵のVTXなのでドローンごと紹介しちゃいます。
どちらもおすすめのドローン。
出力は25mWと小さいですが100mくらいはギリいけます(飛ばす環境にもよりますけど)。
系統図は戸澤さんのところで入手可能です。
「Happymodel Mobula6 HD」↓↓
「Happymodel Mobula6」↓↓
どちらのドローンもレビューしています↓
Eachine UZ65
VTXの型番はよくわかりませんが、Eachineの65mmサイズの「UZ65」の系統図も戸澤さんのところでVTXの系統図の入手が可能です。
21gのドローンですが100mW出力できるVTXがついているマイクロドローン。
Mobla6にも負けないくらいいい感じで飛ぶドローンで燃費もよくMobla6より長い時間飛行できます。
詳しくは下の記事でレビューしています↓
200g以上のドローンに合いそうなVTX
ここからは200g以上のレーシングドローンに使えそうなVTXの紹介。
電源の入力が7V〜のものも混じっているので、FCからの電源出力に注意してください。
ちなみに電源出力が7V以上のポートに、5.5Vくらいまでしか対応していないVTXを取り付けると煙が出てぶっこわれるので注意してください。
逆の場合は電源が入らない、または入るけど電波が乱れたりうまく動作しません。
たぶん壊れはしませんが、電圧には注意してください。
TBS UNIFY PRO 5G8 HV (SMA)
800mWまで出力できるのでロングレンジもできる高品質なVTX。
5インチでフリースタイルをやっている人の使用率は高いVTXだと思います。
電源の入力が7Vから。
アリエクスプレスで購入できます。
「MR STEELE APEX KIT」のパーツ構成でもこのVTXが使われています。
詳しくは下の記事で紹介しています↓
Team Blacksheep Unify Pro 5G8 HV - Race
出力が最大200mWですので、ロングレンジには向いていませんがそのぶん価格が安い高品質なVTXです。
商品名もRaceというだけに、ある一定の空間だけで使用するのに向いています。
TBSのVTXにしては価格が安いところがおすすめポイントです。
こちらもアリエクスプレスで購入可能です。
まとめ
この記事で紹介しているVTXの系統図は、ほとんど戸澤さんのところにあります。
それと日本のショップで購入すれば、系統図はついてきます。
価格は海外通販より少し高くなる場合もありますが、日本のショップなら機体を購入するとVTX系統図もついてくることがほとんどです。
ドローンを海外で安く買って、系統図は戸澤さんに売ってもらう。
または日本のショップで系統図付きで少し割高で買う。
どちらか2択でしょうか。
そして最後に、ちょっと愚痴をこぼします。
アマチュア無線の免許と開局申請まではしょうがないと思うのですが、VTXの追加申請はしないでも新しいドローンを飛ばせる仕組みになってもらいたいです。
無線局の開局にお金がかかるのは仕方ないとしても、無線機の追加申請にもお金がかかるのはちょっときつい(笑)
毎年払う電波料金は少し高くしてもいいから、追加申請はなくしてもらいたいです。
出力は違いますが、どの系統図もそこまで変わらないし。
まぁとりあえず、マイクロドローンの沼に一度落ちると、お金が大量に消費されるようです。