今回はFatShark上位機種のFPVゴーグル「FatShark Dominator HDO 2」の実機レビューをしていきます。
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FatShark Dominator HDO2 スペック
IPD瞳孔距離の調整 |
54〜74mm(前作は59〜69mm) 焦点距離の調整が可能:+2 〜 -6 |
---|---|
内臓録画機能 | あり |
解像度 |
1280 X 960(前作は1024 X 768) 画面比率:4:3 OLEDディスプレイ |
FOV | 46°(前作は37°) |
重量 | 206g(前作は186g) |
サイズ | 169.2 x 80 x 45.5 mm(スペック表ではサイズは前作と一緒) |
バッテリー | 18650セルバッテリー(別売り) ※バッテリーを入れるケースは付属品としてついてきます |
価格 | (banggood)2021年1月18日時点 52800円 |
FatShark Dominator HDO2 開封レビュー
まずは開封レビューから。
外箱にはちょっと箱潰れが、、、
まぁ海外発送品ですからしょうがない。よくあることですw
こちらはFatSharkのFPVゴーグルおなじみの収納ケース。
FatShark Dominator HDO2 セット内容
- 1 x Fat Shark Dominator HDO 2 FPV Goggles
- 1x Carrying Case
- 1x 7.4V 1865 Battery Case
- 1x Lens Cleaning Cloth
セット内容はこんな感じです。
FatShark Dominator HDO2 前作との変更点
旧モデル「FatShark Dominator HDO」との変更点を紹介します。
IPDの調整幅が大幅にアップ
旧モデル「FatShark Dominator HDO」の調整幅が59〜69mmだったのに対して、最新の「FatShark Dominator HDO2」は調整幅が大幅にアップ54〜74mmで、できるようになっています
上の画像のスライドレバーでIPDの調整を行います。
「FatShark Dominator HDO」は69mmまでだったので、私の場合若干IPDの幅が足りない感じたっだのですが、「FatShark Dominator HDO2」で全開に開いて使用して見たところバッチリサイズが合いました〜(やった〜〜)
目と目の間が極端に狭い人や、目が離れている人、私のような顔のでかい人でも、ちょうどよく調整できるFPVゴーグルに仕上がっていました(最強)。
旧モデル「FatShark Dominator HDO」は69mmで狭かったのでIPDを広げる為、じつは改造までしています。
分解して改造した記事↓↓
焦点距離の調整はできるようになった
焦点距離の調整は「+2 〜 -6 」で、できるようになっています。
自分はレーシック手術をして視力が1.0にあがっているのですが、FPVゴーグルによっては焦点が合わない時があったんですよね。
「FatShark Dominator HDO2」ではダイヤルで調整できるので、これもバッチリ合わせることができました。
くっきり映像が見えて最強な感じです。
FOVの角度が広がった
旧モデル「FatShark Dominator HDO」37°だったのに対して、最新の「FatShark Dominator HDO2」は調整幅が大幅にアップ46°なっています。実際に使用した時間は3時間程度なんですけど、ここに関してはそこまで違いを感じませんでした。
スカイゾーンのFPVゴーグル「SKY02X」と比較した録画映像をyoutubeにアップしているのですが、それをみる限りではFOVの違いはよくわからないですね(あまり違うようには見えない)
ただ録画される映像と実際にFPVゴーグルに映る映像の範囲(FOV)は違うのかもしれませんので、これはまたの機会に検証してみたいと思います。
解像度もアップ
旧モデル「FatShark Dominator HDO」960 x 720だったのに対して、最新の「FatShark Dominator HDO2」1280 X 960とこちらも良くなっています。実際に使用して見た感想は、前作よりコントラストが強くなって映像がくっきり見えるようになっています。
かなり映像は綺麗です。
スカイゾーンから新しく発売された「SKY03O」も映像は綺麗なんですけど、コントラストが強すぎてちょっと嫌いな色味だったんですよね。
「FatShark Dominator HDO2」はほどよいコントラストの強さで色味も自分好みにでかなり気に入りました。
重量は少し重くなった
旧モデル「FatShark Dominator HDO」186gだったのに対して、最新の「FatShark Dominator HDO2」206gと少しだけ重たくなりました。まぁ20gくらいですので、そこまで気にする程度のものではないのかと思います。
唯一のデメリットというか、旧モデルより性能が落ちる部分ですかね。
実際に使用して見た感想は、20g程度ですので、特に違いはわかりませんでした。
画面比率を簡単に変更できる 16:9 4:3
画面比率を16:9と4:3に簡単に変更できるのもおすすめポイントです。
画面比率を変更できるFPVゴーグルは「スカイゾーン sky02x」「Eachine EV200D」などありましたが、sky02xに関しては16:9は画面が広くて見やすいけど「4:3」にすると、画面が小さくみずらいなどのデメリットがありました。
Eachineに関しても4:3はイマイチだった記憶があります。
それと画面比率を変更するときの、設定がけっこう面倒な感じだったんですよね。このボタンを押してから、こっちのキーを押してとか、、、
それにひきかえ「FatShark Dominator HDO2」は、なんと画面比率の変更が、ボタン一個でポチッと押せば変わります。
しかも「4:3」の画面も「16:9」の画面も、どちらとも程よい大きさでかなり見やすいです!!
マジですごいです!ここもかなりおすすめポイントです。
飛ばすドローンのカメラによって、FPVゴーグルの画面比率を変えて飛ばすことが簡単にできます。
受信モジュールは別に購入する必要あり
自分はHDOで使っていた「FuriousFPV True-D 3.5」をそのままHDO2でも使用することにしましたが、持っていない人は別で受信モジュールを購入する必要があります。
下の記事では「FatShark Dominator HDO2」で使える受信モジュールを紹介しています。
お時間ある方は合わせてお読みください↓↓
1年間使用してみた感想・レビュー:2021年1月追記
1年間使用してみた感想を追記します。
2018年ごろから発売されているFPVゴーグルは、すべてと言ってもいいくらいレビューしてきましたが、その中で最強のFPVゴーグルは?と聞かれたら即答でHDO2と答えるくらい良い商品だと思います。
1年間メインで使用してきたので使用頻度がおおい為なのか、最近録画モードに入らない時があったり、ファンの音がうるさくなったりしますが、それでもお気に入りのFPVゴーグルということは変わりません。
HDO2を使用しているほとんどの方に聞くとやっぱり良い商品と答える方がおおいです。焦点距離の調整ができるところが良いという人もいました。
今、壊れたとしても自分はHDO2をもう一台買うくらい気に入っています(2021年1月現在のことなので、また新しい商品がでれば変わるかもしれませんが)。
それか「SKYZONE SKY04X」あたりを使うかもしれませんけど↓(レビュー記事)
FatShark Dominator HDO 外観
外観の変更点はそこまでありません。ファンの電源ボタンが下になったことと、焦点距離の調節レバーが下にできたことくらいです。
まぁ若干ファンの部分のデザインも変わっています。
youtubeでのレビュー動画
youtubeでもレビューしています。前半10分くらいは自分のつまらない喋りが収録されているだけですので、録画した映像だけ見たい方は後半からご視聴ください。
10分38秒あたりからスカイゾーン「SKY02X」との録画比較。
12分29秒あたりから「FatShark Dominator HDO2」で録画した映像の紹介になっています。
録画の画質については、3万円クラスのFPVゴーグルと比較してそこまで変わらない印象です。
最後に
とにかく自分は顔デカなんでIPDの距離が大きく調整できるようになったことが嬉しいです。
もう改造しないでも普通に使用できるようになりました。
それと、レーシック手術をしたこともあり、今後老眼になるかもしれないので焦点距離の調整ができるところもかなりうれしいポイントですね。
価格は高いFPVゴーグルですが、十分価値のある商品だと感じました。
お金に余裕があるなら「FatShark Dominator HDO2」はかなりおすすめできるFPVゴーグルです。
気になる方はネットショップでチェックしてみてください↓↓
FatSharkのFPVゴーグルは下の記事でまとめています↓↓